女性のメガネ禁止に関して

今日の新聞の見出し、
“女性社員だけ禁止「ハラスメント」”
何かというと、女性にメガネ着用を禁止する企業のルールが議論を巻き起こしている、
という内容の記事である。

この記事に関して私の感じたこと、あくまでも個人意見です。

私は、大学からずっとコンタクトを愛用していたのだが、
もう十数年前から、眼に傷がありコンタクトは勧められないといわれ、
以来、メガネを着用している。
メガネ着用で、営業や接客もホテルのフロントでも働いてきたし、
今の現場もメガネで、過ごしている。

ただ一度だけ、ある企業で、上記の記事のような経験が…
面接でも、採用後の研修や本社会議でも、何も言われなかったのに、
ある招待客を招いての場で、
「こういうときは、コンタクトにするって聞いてないの？」と…
えっ…という感じで、寝耳に水…
聞いていません！で、通しました。
その場に本社の方もみえ、私の姿は眼に入っているはずですが
何も言われませんでした…
私にお小言をいってみえた方は、何かと化粧から髪型、服装にまで
“指導”をされるかた…
今なら、りっぱな「ハラスメント」ですよね…

私も当時、メガネを否定するのは、見た目重視で、ナンセンス！
極論、車イスのかたに、立って歩け！というようなもの、と
一緒にいた同期の人に、苛立ち紛れに語ったような記憶があります。

あの頃は「ハラスメント」という言葉はありませんでしたが、
「こんなこともできないの？」
「その表情がむかつく」とか、言われました。
私が泣かなかったのが、可愛くないそうで…
まあ、お局様的な方でした…
ある人は、「その髪型似合わないから、切ってきて」と言われたという噂も…

そこで鍛えられたせいで、今はびくともしませんし、
勉強させてもらったこともたくさんあります。
今では、よい経験をしたと思っています。
ただ、あの時感じたメガネ着用禁止はイコール、人権無視のような見た目重視の風潮が
今回、取り上げれ議論されるのは良いことだと思います。
私のように目に傷がなくとも、ドライアイなどの理由で
コンタクトにできない方もいると思います。
目が悪いから悪いから…コンタクトじゃないから…
ということだけで職業や働く場所の制限なとがされない世の中になってほしいものです。
まあ、視力が悪いと支障を来す等、時と場合に依りますが…
“見た目重視”は少なくとも、一考していただければと思います…