GSR750のオドメーターがあとちょっとで7000kmになる。短距離走行の繰り返しが多く、オイルの劣化が早かろうということでキッチリ3000kmで交換。しかし結構オイルが汚れていた。手順は前回の交換時に書いてあるので省略。
オイルの銘柄も同じもの(カストロール Active Xtra 10w-40)。バイクブロスで購入して4L缶が3400円程度なので懐にやさしい。前回(2月)とは違い、気温がかなり上がったのでオイルが軟らかくなっていて交換作業がラクちんだ。しかし4ヶ月で3000kmとは結構乗っているもんだなぁ。
それはともかく、作業中に気になったのが前タイヤの溝。スリップサインのところを爪で触ってみると“段減り”と呼ばれる状態になりつつあって、交換時期がかなり近い感じ。ちなみに段減りを言葉で表すのは難しいので、ちょいと図にしてみた。
図が下手なのは我慢してもらうとして、ちょっと困るのは段減りが進行して溝の片側はスリップサインと同じ高さになっていても、一見するとまだ溝があるように見えてしまうことで、そうなると排水性が極端に低下しているから雨の日にスッテンコロリンと転んでしまう危険性があるとか(モーターマガジン社「カスタム虎の穴2 タイヤ・チェーン編」より)。
以前CB400SFで、まさにそのとおり転んだことがあり、前タイヤの溝とタイヤそのもののウェット路面での性能にはちょっと神経質になっている。それもあってグラディウスのタイヤ交換では雨天最強と評判のPilotRoad3(ミシュラン)をチョイスした。GSRのタイヤ交換でもそちらを考えていたんだが、いくらなんでも初期装備のタイヤの減りが早すぎる。グラディウスについていたQualifier(ダンロップ)は15,000kmくらい持ったのに・・・。
調べてみるとどうやらGSRについてくるBT016(ブリヂストン)はどちらかというとグリップ重視のスポーツタイヤ、Qualifierはスポーツ寄りのツーリングタイヤとちょっと性格が違うらしい。しかしスポーツ走行などしない自分には猫に小判。そんなこと言ったらGSRのスペックすら豚に真珠だが、いずれにしろタイヤ交換の出費が思ったより早そうなので、雨性能とライフ、それとお値段重視でPilotRoad2(ミシュラン)あたりが次回交換の候補だなぁ。せめてあと1000kmは持たせたいところだ。
<追記>
図解のような段減りは主に前タイヤで発生し、後タイヤはほとんどならないそうだ。それとバイクの正面から見た場合、タイヤの向かって左側の減りがやや早い現象も段減りと呼ばれるとか。こちらは道路が車線中央から端に向かってカマボコ型なので、タイヤが路面に対して垂直ではないからだそうな。
タイヤ交換高そうだね・・・・でも欲を言えば前後一緒に交換したいね・・・・・・