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オイル&オイルフィルタ交換

2011年09月11日 12時29分17秒 | バイク

前回は緊張して写真を撮るのを忘れてしまったが、今回はバッチリだ。すごく簡単だし、ここより丁寧に解説してるところなんてたくさんあるだろうけど、誰か一人でもお役に立てばイイなってことで、作業を公開。

まずは準備。今回そろえた道具はご覧のとおり。

  1. 廃油処理箱(420円)
  2. オイルジョッキ
  3. エンジンオイル(カストロール Active X-tra 4T10w-40)
  4. オイルフィルタレンチ(DAYTONA 品番36377/1260円)
  5. オイルフィルタ(Vesrah 品番SF-3009/1260円)
  6. ドレンワッシャー(キタコ 品番0900-092-00004/168円)
  7. 14mmメガネレンチ
  8. 17mmスパナ
  9. 軍手
  10. ビニール手袋

上記で金額の入っているものが今回の作業のために新たに購入したもの。オイルフィルタレンチを回すにはボックスレンチがあったほうが便利だが、17mmのスパナで代用できるので車載工具を利用した。

<手順1>

まずはオイルキャップが緩められるか確認。オイルを抜いちゃったあとで「フタが開かねぇぇぇ」だと大問題だ。

ちゃんと開けられることが確認できたら一度キャップを閉める。このときはそんなにギュウギュウと閉める必要はない。その後、1~2分程度(冬場はもう少し長めに)アイドリングしてオイルを少し温めてやる。逆に走ってきた後ならば少し時間を置いて冷やしてやるほうが火傷の心配がなくてイイ。

<手順2>

オイルを抜くべき穴を塞いでいるボルト(ドレンボルト)を確認。

場所がわかったら廃油箱をドレンボルトの真下に用意してメガネレンチで緩める。基本的にネジは右に回すと締まるモノ。ドレンボルトは下から上に逆向きに刺さっているので間違って締め付けてしまわないように気をつける。少し緩めるとあとは手で回せるので軍手の上にビニール手袋をはめて(※1)1cmほどはクルクルと緩める。緩めるだけならオイルはほとんど流れない。

※1・・・ビニール手袋は熱に強いタイプがお勧め。軍手を重ねれば火傷の心配はほとんどない。軍手を使い捨てするならビニール手袋の上に軍手でも良いのだが、再利用するならば軍手がオイルを吸ってしまうよりはビニール手袋についたオイルの方が簡単に洗い落とせる。またビニール手袋で手を汚さなければ、エンジンをかけたり切ったりという作業にも都合が良い。

2cmほど緩めて、ドレンボルトがいよいよ抜ける瞬間、真下ではなく横に(ボルトを折るような感じで)手を逃がす。こうすると手が汚れ難い。

<手順3>

<手順1>で確認したオイルキャップを開けて、オイルが抜けるのをしばらく待つ。

全部出たかと思っても、車体を左右に傾けてやるとまた流れ出したりする。

<手順4>

ドレンから流れるオイルはジジィの小便みたいに切れが悪いので、その間にオイルフィルターを外す。

こちらはドレンボルトと違って、少し緩めてやると結構オイルが流れ出すので注意。写真を撮った後で気付いたが、グラディウスの場合は車体の右側から作業したほうがやりやすい。オイルフィルタも右ネジで締まっているので、左に回して緩める。

ご覧の通り、エキパイがオイルまみれになる。自分は「後でパーツクリーナーで流せばイイや」と思ってしまうが、それがイヤなら新聞でも巻いておこう。

<手順5>

オイルがほとんど流れなくなったら、新しいオイルフィルタの外周ゴムパッキン部分にエンジンオイルを少し塗りつけ、オイルフィルタを取り付ける。手でグイグイと締め付け、腕力に自信のある人はそこまで、自信のない人も手で締め付けられる限度まで回したらフィルタレンチをつけて4分の1回転の増し締めで十分だ。昔、バイト先で聞いた話では、このゴムパッキン部分がエンジンの熱で焼けてくっつくから、この程度の締め付けで十分なのだとか。

<手順6>

ドレンワッシャーを交換してドレンボルトを締め付ける。こちらもある程度加減をして締めつけてやらないとならない。本来は締め付けトルクとか決まっているんだけど、ちゃんとワッシャーをかましてあるなら「だいたいこんなモンだろ」でもなんとかなる・・・と思う。

<手順7>

オイルの補充を開始する。説明書ではオイルフィルター交換時には2.75Lと書いてあるが、どうやらそんなに入らないらしい。まず2.4Lほど入れてエンジンをかけ2分ほど放置。エンジンを切ってさらに1分放置してオイル量を確認してみると、まだ覗き窓から確認できない。もう150ccほど追加して、またエンジンをかけ、もう一度放置して確認。これでFullとLowの中間くらいになったようだ。

<手順8>

オイル汚れをパーツクリーナーで洗い落とし、オイルの滲みや漏れがないかを確認したら終了。念のため、数日間はバイクを止めてある場所の地面に漏れ跡がないかとオイル量をマメにチェックしよう。

 

さて、これで工具は新たに買う必要がないし、消耗品だけ考えるならオイル抜き換えは2500円弱、オイルフィルターの交換混みで4000円弱で出来ることになる。廃油箱を自作したらもっと安く出来るな。

さて、雨もあがったし、ひとっ走りしてこようかな!


ガソリンタンクの容量

2011年09月04日 06時30分37秒 | バイク

どこかで「グラディウスのタンクは本当は14.5L入る」なんて書き込みを見たんで、自分なりに検証してみた。

まず前提条件として「説明書に書いてあることは正確だ」とする。

  1. タンク残量が3.5Lを切ると燃料警告ランプが点滅する
  2. タンク残量が2Lを切ると燃料警告ランプが点灯する

次に「普段の燃費計算もかなり正確」と仮定する。すでに12000km近く走って、ほとんど毎回近所のセルフGSで、同じように口切一杯(車体を何度かゆすってギリギリまで)入れているので、まずアテになると見てよい。ちなみに直近4回の計測では

  1. 30.1km/L(11.74L・8/10)
  2. 29.9km/L(11.54L・8/18)
  3. 30.1km/L(11.45L・8/27)
  4. 30.2km/L(12.09L・9/1)

なので、ちょうど30km/Lくらいだ。

 

さてここから本題。普段は気にしないんだけど、9/1の給油の際にはリザーブトリップ計もチェック。すると41.2km、これが燃料警告ランプが点滅を始めてから走った距離だ。ここでの事実を列挙すると

  1. 給油直前の燃料警告ランプは点灯ではなく点滅だった
  2. 説明書をアテにすると、1.59L(12.09-10.5)で41.2km走ったことになる

上記1から、12.09L給油したのに、警告ランプが点滅ということはタンクには2L以上のガソリンが残っていたことになる。上記2ではランプ点滅してからの区間燃費が25.9km/Lとなり、通常の計算燃費とかなり開きが出る。仮に30km/Lで計算すると41.2kmを走るのに必要なガソリンは1.37Lで、実際の給油量とは約200ccの差がある。

 

これらを総合すると、公式発表の14Lタンクというのは多分正しい。ただメーカーは口切一杯の給油を勧めていないので、その分の誤差が約200ccとなって表れたと思われる。でも14.5Lは入らないわ。そんなワケで

スズキさん、疑ってスイマセンでした

でも、口切一杯入れてる自分には14.2Lタンクと思って走って大丈夫ってコトかな

※これらは通常燃費以外は一度の計測なので、正確さについては保証しかねます。ギリギリ給油のチャレンジは各位の責任の範囲内でどうぞw