今回は取扱説明書に書かれている内容とか。Moto Mapが和訳したらしいんだが、結構細かくてわかりやすい。チェーンやレバーのピボット部分に“注油”することを“給油”となっていたり、若干表記にクセがあるが。
まずメーターパネル周りではアナログタコメーター+デジタル液晶表示なんだけど、だいたいこんな感じ。
- 速度計(km/hとmile/hの切り替え有り)
- ギヤポジションインジケータ
- ニュートラルインジケータライト
- ABSインジケータライト
- FIインジケータライト
- ハイビームインジケータライト
- クーラント温度メーター
- 油圧インジケータライト
- イモビライザーインジケータ
- 時計(12時間表示)
- オドメータ・トリップメータ・燃費計・液晶バックライト調整
- 燃料計
○○ライトってのは作動してたり故障したりすると付く警告灯。トリップメータは2個あって、それぞれに燃費計がある。だから上記の11はオドからバックライト調整まで6つの項目のどれかひとつを表示させることになるのかな。グラディウスと違って時計が独立で表示されているのがありがたい。燃費計は「1Lあたり何キロ走ったか」と「100km走るのに何リットル使ったか」の二通りが選べる。後者の表記は初めて見た。
燃料はオクタン価91以上の無鉛ガソリン。レギュラーガソリンだとオクタン価は89以上のはずなので、ハイオクを入れるかどうかはお好みで。販売店によると「とりあえずレギュラー入れてみて、ノッキングするようならハイオク使ってみたら」と結構アバウトだった。そこの販売店では自分の前に2台GSR750を売っているそうなので、同じように説明して特に問題は起きてないということだろう。オイルは抜き替えで3.2L、フィルタ交換時で3.4L、フィルタレンチもグラディウス用に買った物が流用出来る。指定の粘度は10w-40でオイルドレンボルトは17mm。クーラントは交換で2.8L。
クーラントと言えばバイクの腹の部分にバッチリ見えるリザーバタンクに否定的な評価をする人が多いらしい。俺は全然気にならないけど。むしろ液量が見やすくて助かる。
慣らし運転はエンジン回転に変化をつけて、許容範囲を満遍なく使ってやれと書かれている。推奨最高回転数は、
- 800kmまでは5600rpm以下
- 1600kmまでは8400rpm以下
- 1600km以上は11250rpm以下
3番目は慣らしが終わったらってコトだから、通常これ以上回すなよってのわかる。問題は2番目だ。初日に高速道路で試してみたが、だいたい6速5000rpmでメーターは110km/hを指している。これ、慣らしが終わったって5000rpmより上なんてほとんど使わないでしょ。もう少し低いギアを使うにしても8400rpmなんて使えないっての。そうでなくてもスクリーンつけたグラディウスより風あたりが強くて、スピードが速く感じるのに。
さてGSR750に否定的な方がよく話題にするのは上記のリザーバタンク以外にもここらへんとか。
ブレーキは片押し(浮動式キャリパ/ピンスライド型)でラジアルマウントじゃないし、スイングアームが鉄製でデザインも手抜きだと言うことらしい。ただサーキットに持ち込むんじゃなければ、強度や性能的に不足するものをメーカーが売るとは思えないんだが、どうなんだろう。ま、スイングアームの見た目については好みの問題だけど、ブレーキにケチをつける前に安全運転を心がけるべきだよね。
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