GWはあまり天気に恵まれなかったので、土曜日を利用して茨城県の筑波山まで足を伸ばしてみることに。
しかし過去に無謀な運転したヤツが多かったのか、二輪車通行禁止区間が多いらしい。現地で罰金なんてシャレにならないから調べてみたんだが、ツーリングマップル等ではどこからどこまでが通行禁止なのかイマイチよくわからない。茨城県警のサイトには詳しく書いてあるんだが、地元民じゃなきゃ文字(交差点名)だけじゃわからんって。地図で示せよ>茨城県警
そんなワケで第一の目標は筑波山の手前にあるつくば北警察署、まずはここで通っちゃダメな道の確認。今後出かける人のために書いておくと、上の地図でロープウェイのつつじヶ丘駅のやや南に県道42号線と236号線が交わる交差点(風返峠)がある。で、バイクはこの交差点の南北と東側を走ることが出来ない。つまり筑波山に行くには42号線の西側から入って西側に戻ることだけが許されている。しかも夜間は通行禁止。まったく迷惑な話だ。
つくば北警察署の方が丁寧に教えてくれたのとナビの案内で迷わずに筑波山へ。まずは遠景。緑が実に鮮やかだった。
千葉には山がないので、ちょっとだけワインディングを楽しんで登山道入り口の駐輪場へ。バイクは時間制限なしで250円。
そこから結構急な階段を登らされた先にこんなモノが飾ってあった。
日本の国歌、君が代の一節に「さ~ざ~れぇぇぇ、い~し~Noooooo!」ってあるけど、あの“さざれ石”だ。今まで気にしたことなかったけど、実物はこんなモノなんだね。
このさざれ石からさらに少しだけ登るとケーブルカーの駅に着く。駐輪場からは15分弱ってところ。せっかくだから登山を楽しむという手もあるんだけど、登るほうは面倒くさいんで、気が向いたら下りは歩いて来ようと片道分のケーブルカーの切符を購入。
登りは全然お客さんが居ないんだけど(自分を含めて4グループ、10名未満)、下りは結構混んでいて座れないお客さんもいた。きっと登りは勢いで歩いてみたものの、帰りの体力はもう残ってないって人たちだろう。
山頂付近までものの8分。途中「ここが東京タワーの高さ」とか「ここがスカイツリーの高さ」という標識が立っていた。世間ではスカイツリーを見上げている人が多いというのに、さらに高いところから下界を見下ろす。
「見ろ、人が(ry」とムスカの気分をたっぷりと味わう、つもりだったが山の高さは870mくらいでも麓の人里までは数キロあるので人なんか見えやしない。考えてみたら東京タワーの展望台からだってようやく下にいる人がわかるくらいだから、ラピュタはよほど低い位置を飛んでいたんだな。
ひとしきり景色を堪能したらケーブルカーで下山。考えてみたら自分は登山に来たんじゃなくて、バイクに乗りたかったんだった。帰りも少し山道を楽しんだあとは、ちょっと奮発して茨城県名物のウナギを食す。立ち寄ったのはこちら(錦水・土浦市)。老舗だけあって味はまぁまぁ。ここのところのウナギの値上がりがなければコスパも悪くなかったかも。
さて筑波山の神社で買った交通安全のステッカー、どこに貼ろうかな。