食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

沼津産の鯵の干物は本当に沼津で獲れた鯵なのですか?/回転寿司の真相173皿目

2019年05月29日 | 回転寿司卒業・鮨詰め
Nzshinsoutp

Pointminin10a 回転寿司の真相シリーズ173皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND10 回転寿司を卒業しよう!
沼津産の鯵の干物は本当に沼津で獲れた鯵なのですか?
伊豆名物・沼津産鯵の干物は半分が外国産の別種の鯵

*皿図は、後日、貼り付けます
他シリーズでも同様の投稿をしていますが、閲覧者層が異なるため当シリーズでも掲載します。

回転寿司と離れますが、鯵(あじ)の干物生産は4割が沼津で生産されています。沼津産と書かれた鯵の干物に、騙されてはいけません。真鯵ではなく、海外の鯵や全くの別種魚が多いのです。全国的にみても、鯵の干物の7割が外国魚です。従って沼津産と表示されても、大半は東シナ海のアカアジやヨーロッパ産のニシアジ、赤道以南に分布する亜熱帯の別種の魚です。たとえ本物の真鯵でも、沼津近海で獲れた鯵とは限りません。同地で獲れたものではない可能性が高いでしょう。

現在は、外国魚を沼津で加工しても獲れた国名を表示しなければなりません。国内産の魚の原産地表示は、漁獲された水域(銚子沖など)を表示します。しかし表示の抜け道があり、国内産でも“どこで獲れたか判断できない”場合は、原産地は水揚げされた港名でもよいのです。どこの海で獲れたか都合よく?忘れてしまい、高く売れる沼津港で水揚げする漁船が少なくありません。その魚(鯵)を加工すれば、「沼津産」と表示できるのです。売った漁師も、買った加工者も好都合なのです。鯵のカラクリを知れば、現地で鯵を食べる時もお土産の鯵の干物も有り難味を感じないでしょう。

注意することは、干物なのに食品添加物が大量に塗られています。理由は、昔ながらの自然で本物の干物は、段々と骨の周囲が黒ずんでくるのです。天日干しされたこうした干物が鮮度も味も良いのに、知らない人が見ると見掛けが悪く売れないからです。従って売られている干物の大半は、機械乾燥した製品です。身肉を赤くさせて“ミテクレ”を良くするために、ハムやソーセージにも入れられる酸化防止のソルビン酸ナトリウムやpH調整剤、グルタミン酸ナトリウムなどの調味料・食品添加物が塗される理屈です。

加工場では、鯵の干物に大量の白い粉の食品添加物を溶かした液体を流し込むので、吐き気や刺激臭にむせ込む異様な場と聞きます。店の人は、販売用は気持ち悪いので食べないのです。今や製造者がけっして食べない製品が、売られていることが多いのです。本当の美味しさと安全を知っていれば、黒ずんだ干物を選ぶでしょう(実際は、黒ずんだ干物は中々売っていませんが)。現代の干物は、健康食でないのです。

Sankoua 偽装魚の実態シリーズ(詳しい内容)
鯵ぐらい日本近海のものを食べたくても亜熱帯やヨーロッパ産の冷凍鯵

酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。

Nzretop150

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