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40日後に還付金が振り込まれるのを待つだけ!そして次年は申告書を郵送で/医療費控除27

2019年06月19日 | 医療費控除・還付申告
S2taxtp250 医療費控除(還付申告)シリーズ27 国税庁HPで作る確定申告書

Part6/初めての還付申告は郵送ではなく税務署へ行こう編2
■還付申告のスキルをマスターすれば生涯得する
40日後に還付金が振り込まれるのを待つだけ!そして次年は申告書を郵送で
税の仕組みを覚えて支払う必要のない税金を取り戻そう

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■<前号からの続き> 申告が終わっても次年のために仕込みをしておこう
無事、申告が終わり、ほっとしていることでしょう。せっかく税務署へ行ったならそのまま帰るのではなく、次年度の仕込みをしておきましょう。もう次の年の、「医療費控除(還付申告)」が始まっているのです。さらなるステップアップをすべき、会場にある関連資料を持って帰るとかなり参考になります。用紙・資料は、大幅な税制改正がない限り次年以降にも活用できます。

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(1)関係書類
手書き用の指定「確定申告書」用紙1式(カラー印刷)
 *実際に使用しなくても、参考に持ち帰ったらどうでしょうか。

(2)税の説明資料 (税に関心を持つと役に立つ資料です)
・「令和O年分所得税の確定申告の手引き(申告書A用)」
・「医療費控除を受けられる方へ」 (チラシ)
・「令和O年度版暮らしの税情報」 (30ページ以上の冊子、または1枚ごとのチラシ)

■還付金が振り込まれる前にお知らせハガキが送られてくる
税務署にもよりますが、還付申告終了の3~4週間後に、口座振込のお知らせハガキ(国税還付金振込通知書)が郵送されてきます。そして、その1週間後に振り込まれます。それをもって、一連の還付申告の手続きは終了です。

■申告書の控用紙やコピー書類は保存しておこう
提出書類(控)は、全て保存しておきましょう。そうすれば、次年以降、大変、役に立ちます。
①【重要】領収書は5年間の保管が義務付けされているので、期間内は廃棄しないこと。

<任意>
②「源泉票」のコピーは、第一表[控用]の裏面などに貼付しておく。
③還付金のお知らせハガキも、同様に貼っておきましょう。

■還付申告が慣れた方は次年から郵送すると大変便利です
ノウハウをマスターして慣れたあなたは、いよいよ次年からは楽して「確定申告書」を郵送してみましょう。郵送申告するための、要領を説明します。
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(1)申告書一式を、一般のA4判対応の封筒に入れます。宛名面に、「申告書同封」と書いて下さい。但し、申告書は二つ折りしないこと。

(2)郵送先の税務署名と住所は、「国税庁のHP」TOPページ、申告書入力画面の「住所・氏名等入力」に掲載されています。

(3)受理押印が必要な方は第一表・第二表の[控用]を同封し、忘れずに返送希望の旨のメモ(形式なし)と、必要料金の切手を貼付した返信用封筒も入れます。押印を必要としない方は、同封は不要です。

(4)自宅近くに管轄税務署がある方は、休日や平日夜の会社返りに申告書一式を入れた封筒を、「夜間・時間外受付ポスト」に直接投函しても構いません。切手や税務署の住所記入は不要も、同様に「申告書同封」と書いておきましょう。

(5)提出した申告書に間違い・不足箇所などがあると、税務署から確認電話が入ることも考えられます。ある程度、答えられるように心積もりしておいて下さい。

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■税の仕組みをマスターすれば他にも税金が戻る要素が隠れている
記事作成者の知り合いには、サラリーマンも、極力、「還付申告」に行けと言っております。散々、ブツブツ言って嫌がっていた奴が、申告を終えると「少し大人になった」と口を揃えて自慢します(笑)。税の仕組みを知れば、税を少なくできます。これからは、ぜひ『税』を考えていきましょう。

昨今は企業の総務・労政部署が劣化し、年末調整をやらなかったり杜撰な対応が目立ちます。そのため非正規社員・パート・アルバイトの方は、ご認識のないまま税金を余分に取られている方が大勢います。これでは、支払う必要のない税金を一生払うことになってしまいます。対策することを、節税ではなく「防税」と呼んでいます。皆様もできるだけ税に詳しくなって、医療費控除以外にも親や家族の扶養控除・社会保険料控除などにも注目すれば、もっと還付金が戻って来ます。

■還付申告の落とし穴?多年分を1度に行なうと漏れを生じ「大損」する
「医療費控除(還付申告)」は過去5年分遡ってできても、一遍にするなと申し上げてきました。その後あなたが税に目覚めて、前述のような「控除」の漏れを見付けたとします。しかし既に「医療費控除(還付申告)」で確定してしまっていたら、もう追加・変更できないのです(注)。従って最初は一番古い分(例えば5年前の分)に留めます。そして慣れたら視野を広げ(勉強して)、他に「控除できるもの」を見付けて下さい。そして、順次、申告を進めましょう。
/申告後1年以内だったら、「更正の請求」と言って変更ができます。

■医療費控除(還付申告)シリーズをご覧頂いた方へ御礼
「医療費控除(還付申告)シリーズ」は、これで完了です。皆様、ご理解頂けたでしょうか? 皆様がお分かり次第、当シリーズから遠ざかってしまうのは何とも寂しい次第です。しかし一人でも多く、「確定申告(還付申告)」を始めとする税金(税制)に詳しくなってもらうことが励みです。今までご覧頂いた皆様には、あらためて感謝と御礼を申し上げます。

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