食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

コロナ対策117兆円規模と安倍首相は自慢するが実税導入は貧弱の20兆円弱/少数派

2020年05月16日 | 新型コロナウイルス
Ns170minoritytp 少数派シリーズ 特設|新型コロナウイルス VOL.431547230b30
コロナ対策117兆円規模と安倍首相は自慢するが実税導入は貧弱の20兆円弱

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安倍首相は、世界最大級のコロナ対策117兆円と自慢する
国家予算1年分(2020年・約103兆円)を超える金額を投入すると聞いて、
感心している方もいます

それは大きな間違いで、117兆円は「事業規模」というもの
実際に税金を使うのは、39.5兆円
うちコロナ対策に回すのは、20兆円を割って真水(まみず)は18.6兆円+ α
*専門家によって分析・解釈が異なり、金額区分けも相違あり

 ◇

説明を加えると、117兆円のうち上記39.5兆円を差し引いた約80兆円は
企業や個人に貸し出す「資金繰り支援の融資」(貸付金)の総額と
「納税や社会保険料の猶予」(支払いを待つ)の総額に過ぎぬ
*無利子なので、国は精々利子の負担程度なので、大したことではない

話を戻し、実際に税金を使う39.5兆円も
19.8兆円は消費税アップにより、景気の落ち込みをカバーするため
元々、予算化していたもので、携帯5G整備、大型公共事業などに充てられる

何らコロナ対策とは関係ない費用を、ぶちこんだのだ
要は、できるだけ金額だけを膨らまし大きく見せることを国民にアピールした
単なる「風船」に過ぎないことを見抜こう

 ◇

この真水分(実際の税出動)にも、ふざけたカラクリがある
大半は、10万円給付金13兆円と中小企業給付金など
感染拡大防止・医療体制整備など医療関係は、8,097億円に過ぎぬ

にも関わらず、コロナ終息後の 「Go To キャンペーン」に
今から1.7兆円もが割り振られている  医療費用の2倍以上だ

Go To Travel,Eat,Event と題して
旅行を半額負担する券(クーポン)、飲食店で半額になる券、
イベントチケット割引券 

 ◇

つまりコロナ対策費を見れば、安倍内閣の無責任さが分かる
今は国民1人1人が、コロナ感染者にならぬよう、
またコロナ感染者を増やさないよう、私達に厳しい努力が試されている

特定13都道府県(多少、解除県は出たが)は、外出や行動を控えるよう言われている
たった10万円の給付金しか出ず、明日の暮らしもままならぬ方もいる

その一方で、今から「Go To キャンペーン」の予算取りをした
3密も何のその、明日から旅行へ行こう、美味しいものを食べよう、イベントを見よう
と言っているようなもの  これでは国民は緩む
なぜ今なのか、すぐ終息すると思う人はかなり少数だ

つまり、これが安倍首相の本音なんだよ
対策にやる気がないのは、経済ばかりを考えているから

感染症の専門家は、しっかり感染防御せずに、だらだらと続けば
逆に、経済をとことん悪くする  この時期はとにかく防止に専念と言う
安倍首相は、逆行することをやろうとしている!

Sankoub
次号/44・医療現場に続き介護現場にも深刻な危機・コロナ予防と運営の判断迫られる
前号/42・蚊による新型コロナの感染にWHOは「科学的根拠ない」と言うがこの時期心配

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