監督・選手がシーズン途中で引退表明をするのは観客増や再就職先便宜など堕ちた商業主義／少数派

　少数派シリーズ／スポーツ
監督・選手がシーズン途中で引退表明をするのは観客増や再就職先便宜など堕ちた商業主義
短文ｏｒそこそこ文の投稿集・うるせーオヤジだ！



寅（虎）年なのにトラ・トラ・トラ！（攻撃の戦争用語）とは行かず、４／１１現在、阪神タイガースは「９連敗」を含んで、１勝１２敗１分け。采配が疑問視されるビッグボスこと、新庄監督率いる日本ハム（３勝）よりかなり悪い。この惨憺たる結果にスポーツ紙は例のダジャレ見出しで、「阪神不随」や「阪神半疑の采配」などと叩く。阪神ファンは居た堪れず居酒屋での愚痴、ＳＮＳでも「嘆き・泣きの投稿」が増えている。

矢野監督がキャンプ突入前日の選手全体会議で、こともあろうか「今シーズンで辞める」ことを発表したそうだ。背水の陣で奮い立たせる効果を狙ったかは不明だが、選手にとって普通は“やる気を失くす”公算のほうが大と考える。サラリーマン社会では、部長などの役職が定年を間近に控えると、あれほど忠誠を誓い・ヨイショ！していた部下がどんどんと離れ、次期候補になびいていく悲哀を聞く。阪神が勝っていれば、矢野監督の言葉は美談になるはずだったが。まだ百数十試合があるので、この先を見て行こう。

投稿者の持論は、各スポーツ界の監督・選手が秋口を迎えると「引退発表」の記者会見することを良しとしない。最後のシーズンはことさら精魂を尽くし、キッチリ終えてから発表して欲しい。シーズン途中の引退発表には、理由が２つあるそうだ。経営者側は、見納めの「集客拡大」が見込めること。選手のほうも早い段階で発表すれば、新組織先や再就職先での融通と利便性がよくできるため。分かりやすい例では、ＣＭ撮りや新組織の役職就任手続きを早めることができる。新組織側も再出発した本人も、早い段階から最大限「顔」を利用できる、利用させたいためだ。投稿者は厳しく、商業主義に堕ちた行為と見放したい。

矢野監督はさておき、１日でも１時間でも「引退」を勧告したいのはプーチンだ。戦争の失敗責任を取って「辞任」、あるいは内部クーデターによる失脚でもいい。とにかく辞めて欲しい。ロシアの戦果は阪神並みに（阪神ファンに失礼）、大敗、采配ミス、自滅などなど。そう言えば野球用語は、戦争用語が多い。先制攻撃・一撃・大砲・長距離弾・撃沈など。死球・盗塁・敵失なども、あまり良い言葉ではない。ウクライナの圧勝による即時停戦、大量点差による『コールドゲーム』とはいかないものか。

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