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安倍首相はノーベル平和賞ICAN事務局長と会わずに逃げ回っている/少数派

2019年04月25日 | 核兵器・原発を失くせ
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/核兵器・原発を失くせ
安倍首相はノーベル平和賞ICAN事務局長と会わずに逃げ回っている

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ブログを移転したため、投稿日と記事の日時・状況と整合性がありません。

■首相は被爆国として面会し敬意を持ち祝辞を述べる立場にある
昨年2017年、ノーベル平和賞を受賞した「ICAN」(国際NGO・核兵器廃絶国際キャンペーン)の、来日中のフィン事務局長から2度面会を要請されているにも関わらず、安倍首相は逃げ回り拒否しています。首相の多忙な日程を理由にしているが、要人の依頼であればそんな日程はいくらでも変えられます。要は、「会いたくない」のが本音です。首相たるものは、考えが相容れない個人・団体でも耳を傾けるものです。それが首相個人、あるいは政権の評価・懐の広さというものです。庶民的?な言い方をすれば、「〇〇タマが小さい」と批判されています。狭量な首相の言動に、被爆者・見識者は呆れ顔です。深く追及しないメディアも、だらしないの一言です。

フィン氏は「他国の指導者と面会できたのに、被爆国のトップ安倍首相と会えないのは大変残念。特に日本は(被爆という)独自の経験があり、首相や日本政府の方々と話をしたいと思っていた。次の機会に期待している」と語りました。見識者は、「ノーベル平和賞受賞者に敬意を持って応じるのが筋。本来、被爆国として祝辞を述べる立場にある」などの発言が相次いでいます。それは当然です。思えば首相は昨夏の広島・長崎の平和記念式典で、被爆者に寄り添うと言ったはずです。行動は伴わず常に言葉だけのいたわりに、長崎の被爆者代表から「あなたはどこの国の首相か!」と批判されました。同じように、今回の対応は“恥ずべき”ことです。

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■唯一の被爆国なのに核兵器禁止条約に参加しない日本に奇異の眼
ICANの努力で実現した核兵器禁止条約に、日本は参加していません。条約は核兵器の使用・開発・実験・製造・保有、威嚇を禁じており、昨年、国連で122か国の賛成多数で採決されたものです。しかし日本は唯一の戦争被爆国にも関わらず、米国の「核の傘」の下に守られていることから、何と条約を拒否しているのです。本来なら、日本はあの悲惨な広島・長崎の被爆・大量無差別殺人を、率先して世界に訴える立場にあります。当然、世界から、日本の考え方に大きな疑問と批判が寄せられているのです。

首相はそれまで14~16年、3年連続で海外のノーベル受賞者と面会しています。いずれも経済学者であり、自分に都合がよい人物しか会わないという狭量な考えです。こういう対応をしていると、TVニュースで見る、りんご娘や各地の特産物PRの女性とニタニタ顔で面会に応じる姿が虚しく感じます。一国の首相なら好き嫌いではなく、国全体を考えて行動すべきです。被爆国のトップがICAN事務局長と会わずのニュースは、今後、世界に広がるでしょう。また日本の汚点・悲しい姿が、世界に晒されます。こういう繰り返しが、日本や日本人の評価を下げるのです。二言目には国際協調と言いながら逆の言動をする、本質は国際協調ではなく「トランプ協調」なのです。

Ntopkeiji

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