食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

びっくりドンキー(アレフ)◇驚いたロバを意味し店内随所にびっくり/社名・商品名のイワレ

2022年06月10日 | 社名・商品名のイワレ
Nametp175 社名・商品名のイワレ[食品編]
びっくりドンキー(アレフ)|驚いたロバを意味し店内随所にびっくり

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◆ロバのようにのろまでも客をワクワクさせたい創業者の思い
ハンバーグレストランの「びっくりドンキー」の店名は、“驚いたロバ”を意味します。「ロバのようにのろまでもいい。どんな時でも一生懸命頑張って、客をドキドキわくわくさせたい」という創業者(故人)の思いが込められています。“のろまでもいい”フレーズは、TVドラマ「スチュワーデス物語」を思い出します。あとで考えれなびっくりドンキーの創業者は、堀ちえみの決めゼリフ~“ドジでのろまな亀”の言葉の先駆者だったのですね(笑)。前身は、創業者が1968(S43)年、盛岡市で始めたハンバーガーとサラダの店「べる」という店でした。13坪の小さな店ながら、メニューから内装までこだわったそうです。

ところが開店早々、マクドナルドの日本初進出の噂を聞きつけました(オープン1971年・銀座三越)。ハワイ店の視察で、機械化を目の当たりにして衝撃を受けます。この先マクドナルドが日本中にできたら、勝負にならないと決断し、早々とハンバーガーから撤退したのです。一方で試行錯誤を重ね、1つの木の器にハンバーグ・ご飯・サラダをいっしょに盛るスタイルが完成しました。ワンディッシュに納められた料理に、お客は好き嫌いがあるようですが人気を呼びました。その後1980年、びっくりドンキー1号店を札幌市にオープンし、徐々に全国展開に至ります。廃材やガラクタを集めて作ったように見える店舗の外観、窓の形をした大きなメニュー(ディスプレイ)など、“びっくり”が随所に仕掛けられています。創業者の遊び心が、今も受け継がれています。

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