食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

コンビニ弁当・弁当チェーンの海老フライはどうして大きさが同じなのか?/食品のカラクリ・魚介類11

2014年04月10日 | 魚 介 類
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 海老フライ/魚介類
コンビニ弁当・弁当チェーンの海老フライはどうして大きさが同じなのか?
別々の海老の胴体と尾っぽをくっ付けて衣で大きさを誤魔化す

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食品区分はマイブログ独自のものです

■海老フライはアイスキャンデーを作るような容器で固める
回転寿司の海老や「海老フライ」など、日本人は海老が大好きです。タイ・ベトナムなどの東南アジアで大量に養殖するため、現地の自然環境を悪化させています。ことわざも、昔は「海老で鯛(たい)を釣る」でしたが、現在では「海老はタイ(国)で獲る」に変わって?しまいました(オヤジギャグ)。

ところでコンビニ弁当や弁当チェーンの小振りの海老フライは、見事なぐらい寸分違(たが)わず同じ大きさです。海老の大きさを1匹ずつ選別したのではなく、海老フライの作り方に驚きのカラクリがあるからです。小さな海老に比べて過剰な大きさの容器(アイスキャンデーを作るような容器)に、海老と衣・バッター液・食品添加物を入れて押し固め冷凍します。アイスキャンデーのバー代わりに、小さな海老を差し込み冷凍したようなものです。

海老の大きさが多少違っても、揚がったフライは同じ大きさになる仕組みです。業務用の海老フライだけに、小さな海老を少しでも大きく見せ掛けること、一々衣を付けていては手間を掛ってしまうので、“アンコの鯛焼き”のごとく、こんな容器で海老フライの下ごしらえをするのです。作業が容易、衣を大きく見せて、儲けを増やすための「魔法の容器」なのです。驚くカラクリは、これだけではありません。

■“他人同士”の胴体と尾を合体させたフランケンシュタイン海老フライ
コンビニ弁当や弁当チェーンの調理場では、海老フライにもっと酷いビックリする作業を行います。アイスキャンデー容器に入れる際には、予め尾っぽを切り落とします。揚げる時に、切ってあった別の尾を差し込み繋げるのです。

理由は、工程上、容器に海老全体を挿入する必要があります。尾が見えない海老フライは見掛けが悪く、売り物になりません。そこで尾を見せるためには、揚げる際に尾を差し込めば簡単だからです。海老の胴体と尾は、“同一人物”のものでないのです。しかし調理として考えた場合に非常に不自然で、食べ物として、また消費者を蔑(ないがし)ろにしていると考えます。皆様は、日常、こんな“フランケンシュタイン海老フライ”を、食べさせられているのです。

一方、国民生活センターが、スーパーの惣菜フライの衣を調査した結果があります。海老フライは、酷い店では何と2:8で圧倒的に衣のほうが多かったそうです。安物の海老フライほど身は小さく、衣ばかりが大きいのです。無残なほど“痩せ細った海老”を使ったフライを食べれば、油脂・脂肪の摂り過ぎから逆に私達が太ってしまいます(笑)。安物海老フライは、知らずに多くの油脂や食品添加物を摂り込んでしまい、身体に悪いことばかりです。

Sankoua ファミレスの輪切りにしたゆで玉子の直径はどうしてみな同じなのか?

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