回転寿司の真相シリーズ172皿目 第1部/恐ろしい?回転寿司編
ROUND10 回転寿司を卒業しよう!
若狭の鯖寿司・空弁焼さば寿司は本当に北陸小浜で獲れた鯖ですか?
古風な小浜の雰囲気を醸し出しても中身はノルウェー産の鯖
*皿図は、後日、貼り付けます
他シリーズでも同様の投稿をしていますが、閲覧者層が異なるため当シリーズでも掲載します。
鯖(さば)料理や鯖寿司、空弁の焼さば寿司と聞くと、北陸・福井、若狭湾・小浜などをイメージします。福井の鯖料理・鯖寿司は、本当に福井・若狭湾や小浜で獲れた鯖なのでしょうか? ほとんどが、ノルウェー産や安価なゴマサバです。一流どころは国内産の真鯖ですが、古風な小浜の雰囲気を醸し出している名が通った店でも、やはりノルウェー産の鯖なのです。鯖寿司も、いかにも若狭で獲れた鯖のようなイメージの包装紙で包まれていますが、ノルウェー産か東シナ海で獲れた水っぽいゴマサバです。
鯖と言えば、若狭から京都へ続く「鯖街道」が有名です。昔は朝に若狭を出発し、徒歩で翌日夕方に京都に着く頃に、鯖寿司の旨みが調度良くなることから、鯖街道と言われるようになりました。現在は鯖街道どころか、“ノルウェー鯖・空の旅”、30数時間を掛けて空輸されます。これでは一向に、フードマイレージ(重量×距離~いわゆる石油消費量)は減りません。若狭鯖のカラクリが分かって、サバサバしました。(出た!オヤジギャグ)
試しに、飛行機に乗る目的はないまま羽田空港へ行って、人気の空弁・若狭の焼さば寿司を買ってみました。やはり原産地は、ノルウェーと書いてありました。投稿者が飛行機に乗らない代わりに、鯖のほうが飛行機?に乗ってきたようです(苦)。一方、回転寿司店は、コストが安いゴマサバでしょう。気を付けないといけないことは、ノルウェー産・東シナ海のゴマサバといっても、一旦、中国で加工された可能性があることです。すると、正体不明の食品添加物が使われる危険性が残ります。
偽装魚の実態シリーズ(詳しい内容)
真鯖と回転寿司店で書かれていてもほとんどが安価なゴマサバでしょう
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。