食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

余分な食料は買わない・余分な食品は作らない食料のリデュースを/食品のカラクリ・食料廃棄6

2014年02月08日 | 食料廃棄・地球資源
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食品のカラクリシリーズ 食料廃棄を減らす
余分な食料は買わない・余分な食品は作らない食料のリデュースを
地球温暖化STOPはまず食料廃棄を減らすことから

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■食べ物は「時間」が付きまとう「物」であることを忘れないように
大量の食料廃棄は、販売計画や入庫算段が誤って出たものではないのです。コンビニ1つを見ても、品切れを防止するため、即ち品切れを起こせばお客が他店に流れ己の儲けが少なくなることから、意図的に余分に作りそして“計画的”に食料廃棄している実態がお分かり頂けたかと存じます。

その一方で、食材の大半が外国から運んで来るので、食料自給率が40%とお寒い限りです。食料廃棄、そして豚の餌にするなど食の再生にしても、膨大な石油エネルギーが掛かります。これからは食料リサイクル以前の前提として、「食料のリデュース」(削減)が必須です。「食べ物」は、字の通り「物」です。時間が付き纏(まと)う物であることが、忘れられてしまっています。食べ物は、時間が経過すればやむなく捨てなければなりません。それだけに、消費者も慎重な対応が求められます。

そもそも、食べ物への敬愛を抱くことが大事です。余分な食料は買わない、一方、メーカーも余分な食料は作らないなど、安易な食の提供はやめるべきです。私達自ら“無駄を出さない”心掛け~意識の変革をしない限り、これからも延々と食料廃棄が続きます。

■私達は年間170kgの食料を捨てていることをもう一度思い出そう!
地球温暖化を改善する目標に対し、化石燃料から再生可能(自然)エネルギーへの移行なしには語れません。地球温暖化防止に私達ができるごくごく小さな対策の1つとして、投稿者は食料廃棄を食い止めるべきと考えております(もちろん節電が必要ですが)。

赤ちゃんからお年寄りを含め年間1人当たり170kg(1日当たり牛丼・大盛り1杯分)もの食料を捨てている実情を思い出して下さい。廃棄された年間2,200万トンのもの食料(食糧)は、元を質せば大半が遠い外国から輸入されたものです。様々な食料・食糧を作り運ぶには、膨大な燃料・水を要します。結果的に廃棄された分にも、貨物船・航空機・現地や国内の輸送トラックなどの石油・ガソリンが使われたのです。

食べずに捨てることは、ただただ石油も無駄にしまい、意味もなくCO2を排出し、地球を高熱化させていることに他ならないのです。企業は自分の会社さえ儲かれば、哀しいことに大量の食料廃棄さえ何とも思いません。現在の日本や企業風習は、おかしいと言わざるを得ません。冷蔵庫を開けてみましょう、さてその食料は食べるのですか?(笑) 私達1人1人が、食べ物を大切にする気持を深めて欲しいと思います。

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