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9条改憲の狙いは戦争を起こす米軍のために「血を流す」自衛隊を作ることにある*赤旗だより/少数派

2019年07月13日 | 自民党改憲案
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/全批判!自民党改憲案(赤旗だより)
9条改憲の狙いは戦争を起こす米軍のために「血を流す」自衛隊を作ることにある

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■改憲は自衛隊の無制限の武力行使への道・海外で血を流す軍隊にするな
投稿はしんぶん赤旗を活用しております/自民党が公約に掲げる「早期の憲法改正」の危険な狙いが一層鮮明になってきました。安倍晋三首相は憲法「改正」について、同党がまとめた▽自衛隊の明記 ▽緊急事態対応が、「条文イメージ(たたき台素案)」を公約だと認めました。焦点は、9条への自衛隊明記です。首相は、現在の自衛隊の行動について「憲法の制約」のために「集団的自衛権のフル(全面的)な行使はできない」と述べています。この自衛隊への「制約」を取り除くところに改憲の本当の目的があることを示しています。

安倍首相の改憲の狙いを浮き彫りにしたきっかけは、2019年6月下旬に来日したトランプ米大統領の発言です。同氏は日米安保条約に関し「日本が攻撃されれば米国はたたかわなければならないが、米国が攻撃されても日本はたたかう必要がない」と語り、こうした「不公平」を「変えるべきだ」と首相に伝えたことを明らかにしました。安倍首相は自民党幹事長時代に「軍事同盟というのは“血の同盟”」であるにもかかわらず、「自衛隊は、少なくともアメリカが攻撃されたときに血を流すことはない」とし、「日米安保条約を堂々たる双務性にしていく」 「具体的には集団的自衛権の行使だ」と主張していました。

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■どの世論調査を見ても多くの国民は改憲・9条への自衛隊明記を望んでいない
自民党の改憲「条文イメージ」は、戦力不保持・交戦権否認を掲げた9条2項の後に「9条の二」を設け、「前条の規定は…自衛の措置をとることを妨げず」とした上で「自衛隊を保持する」と書き込むとしています。そうなると、9条そのもの、とりわけ2項の「制約」は自衛隊に及ばなくなり、「自衛の措置」を口実にした集団的自衛権の全面的な行使、海外での無制限の武力行使に道を開くことになります。まさに9条2項の死文化です。9条改憲の狙いが、世界中で戦争を起こす米軍のため、ともに「血を流す」自衛隊をつくることにあるのは明白です。

今、憲法改定を求める声はどの世論調査を見ても少数です。多くの国民は、改憲を望んでいません。ましてや自衛隊を「海外で戦争する軍隊」にすることなどもってのほかです。

しんぶん赤旗の複製可能範囲内において、投稿者によって一部割愛や
それに伴う接続文章等の修正・タイトル付けを行いました。


投稿者からのひと言/憲法には、戦争の放棄や戦力の不保持が明記されています。いくら改憲右翼思想に駆られた安倍首相が叫ぼう(本来、国会議員は憲法を守ることが義務付けられている)と、70年以上、一度も変えられなかったのは、悲惨な体験から戦争に反対し、平和を求める国民の声があったためです。日本がこれ以上右傾化しないように、私達が歯止めを掛けなければなりません。

Akahatatop

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