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毎日新聞社説・杉田水脈氏を政務官に!「差別を認める内閣なのか」/少数派

2022年08月19日 | 社会の弱者・人権
Ns170minoritytp 少数派シリーズ/政治情勢
毎日新聞社説・杉田水脈氏を政務官に!「差別を認める内閣なのか」

M20201021 握手する安倍首相(当時)と杉田議員
※20年10月の投稿時の写真(前出)、下記に当時の投稿文リンク

■[LGBTは生産性がない」「女性はいくらでもウソをつける」「男女平等は反道徳の妄想だ」
投稿は毎日新聞を活用しております/差別的な発言を繰り返してきた国会議員を、どんな理由から政府の要職に起用したのか。任命した岸田文雄首相の見識を疑わざるを得ない。第2次岸田改造内閣の総務政務官に就任した、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員のことだ。安倍晋三元首相らの後押しにより、過去2回の衆院選では、比例単独候補として党から優遇されてきた保守系議員である。杉田氏は2018年、月刊誌「新潮45」への寄稿で、LGBTなどの性的少数者について「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり生産性がない」と記した。20年9月の党会合では、性暴力被害者の相談事業をめぐって「女性はいくらでもウソをつけますから」と述べた。女性からの申告に虚偽があるかのように受け取れる発言だった。かつて国会質問で「男女平等は反道徳の妄想だ」「男女差別は日本社会にはなかった」などと発言したこともある。杉田氏は世論の批判を度々浴びたが、自説を明確に撤回せず、あやふやな弁明に終始してきた。

政務官就任の記者会見では「過去に多様性を否定したことも、性的マイノリティーを差別したこともない」と言い張った。不適切な人事は杉田氏に限らない。「性的少数者は種の保存に背く」という趣旨の発言を昨年の党会合でしていた、簗(やな)和生衆院議員は副文部科学相に就いている。性的指向に基づく差別や女性蔑視は、国政を担う者として、決して許されない。自民党の責任も重い。第2次安倍政権以降、自民党議員の差別的な発言が目立つ一方、党はあいまいな対応にとどめてきた。差別を許容する土壌があるのではないか。弱者や少数者に対する差別・偏見の根絶は、国際社会の基本理念である。首相は常々「多様性の尊重」を訴え、主要7カ国(G7)の首脳は、性的指向に関わらず平等に暮らせる社会の実現を目指すことで一致した。今回の人事がこれに逆行しているのは明白だ。「差別を容認する内閣」という誤ったメッセージを内外に発信しかねない。首相は即刻、人事を見直すべきだ。

■投稿者の文章|それにしてもこんな人物を政務官に就けた岸田首相の常識を疑う
杉田氏は写真のように、まさに安部元首相の”申し子”と言っていいだろう。そもそも杉田氏の立候補と2回の当選は、安部首相(当時)が大きく関わった。地元自民党の大反対にも関わらず、安部首相がごり押しで比例中国ブロックの名簿上位に掲げ当選した。だから無節操な発言も、安倍氏や右翼層を喜ばす言わば代弁者気取りだ。過去にも書いたが安倍夫婦には子供がなくLGBTとは異なるが、その恩人の前でよくも「子供を作らない人は生産性がない」と言えたものだ。また全国には大勢の方が、不妊で悩んでいる。それにしても、岸田首相はこんな人物を政務官に就けたのが情けない。岸田首相の常識を疑う。安倍氏の「お気に入り」だから、あるいは右翼層へのへつらいなら大問題だ。いくら自民党内の事情でも、こんな人物を選んではならない。奢る岸田~選挙の結果がこうさせる。ここからは余談で、生前、安倍氏は「女性」を見る眼がなかった。抜擢される3つの基準いづれかに当てはまる人で、右翼思想、自分に逆らわない、もう1つは人権上、投稿者は言えない(笑)。昭恵夫人を始め、この杉田氏・高市氏・稲田氏・森雅子氏・今井絵里子氏・つい直前には生稲氏も党内の反対を無視した公私混同の無理強いだった。終わりに安倍氏と言う後ろ盾を失い、杉田氏の次回選挙は無理だろう(投稿者の願望)。皮肉だが、これが最後の3年間の議員生活、唯一の”大役”か?

Sankoub 自民党・杉田水脈議員「女性はいくらでもうそをつく」繰り返される暴言を許さない

Akahatatop

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