食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

ミネラルが抜けたサラダ菜・かいわれを食べても意味がない/食品のカラクリ・野菜10

2014年03月27日 | 果 物・野 菜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ サラダ菜・かいわれ・春菊など/野菜
ミネラルが抜けたサラダ菜・かいわれを食べても意味がない
公共工事が多くの野菜から身体に重要なミネラルを奪った

K6103220850
写真は、から揚げとサラダ菜

■水耕栽培によって栄養やミネラルがない野菜が作られる
「サラダ菜」・春菊を始め、かいわれ・わけぎ・みつばなど、昔は苦味や癖があったものでした。しかし最近のものは、淡白になってしまいました。品種改良して、水耕栽培にしたためです。水耕栽培は土を使わず農薬も少ないので、普通に考えれば歓迎できるものです。でも問題は、栽培の水自体にミネラルがないのです。農業用水の水にミネラルが溶け出さないため、最近の野菜全般に“力がありません”。

そもそも日本の水は軟水のためミネラルを生み出さず、また至る川で護岸工事が行なわれコンクリートの用水路を経由してきます。そのため地中や川の岩石との接触が少ないまま、ミネラルがない水が農業に使われるのです。水耕栽培の水にミネラルが入っていなければ、取れる野菜に含まれる訳はないのです。公共工事の弊害は、こんな面にも影響を及ぼしているのです。

清潔・農薬の恐れが少ないと思われることから、“バイオ”や“工場生まれ”の水耕野菜は人気が高まっています。サラダ菜・かいわれ・春菊・かいわれ・わけぎ・みつばは健康的な野菜に思えても、実態は栄養が少なく、ミネラルがほとんど入っていないのです。こんな水耕の野菜を食べても、何もなりません。昔ながらの露地栽培の野菜を食べるべきです。

■かいわれには緑化促進剤や正体不明の肥料が使われている?
思えば1996年、大阪の給食で食中毒(O-157)が起きて以来、全国的に給食では生野菜が出されなくなりました。かいわれやスプラウトは水耕栽培といえども、水と温度だけでは育成できません。健康イメージを先行させ、消費者に見えない所で薬剤の使用を行っているのです。

メディアは、盛んに“工場栽培”の安全性をうたっていますが、多くの水耕栽培の実態は肥料に正体不明の成分が使われているのです。根腐れ防止剤・緑化促進剤・発芽促進剤などで、その内容は全く知らされていません。青々と新鮮に見える葉も緑化促進剤を使い、自然のままの健康的な“かいわれ”ではありません。

かいわれだけでなく、他の水耕栽培も同じような作り方をしているのでしょう。つまり、水耕栽培(農業)=安全・清潔ではないことを認識しましょう。水耕栽培の野菜は、サラダOO・水耕・工場・工房・バイオなどの表示がしてあります。透明なパッケージは綺麗でも、爽やかムードに騙されずに普通の野菜を食べて元気を付けましょう!因みに、かいわれは貝割れとも書きますが、本当は「穎割大根」と言い、2葉に分かれた意味です。

Gstopkarakuri2

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 魚のQ◇魚の煮こごりの成分は... | トップ | 生麺は不健康食、石油系溶剤... »
最新の画像もっと見る

果 物・野 菜」カテゴリの最新記事