食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

透明パック入りの水煮野菜や山菜を食べても栄養なし/食品のカラクリ・野菜11

2014年04月01日 | 果 物・野 菜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 透明パック入り水煮野菜/野菜
透明パック入りの水煮野菜や山菜を食べても栄養なし
デパ地下の惣菜も具沢山に見えてミネラル・ビタミンが抜け出している

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■水に色が出ないほど洗った野菜なので栄養も洗い流される
身体のためにと、手っ取り早くスーパーなどの透明パックに入った水煮野菜を食べても意味がありません。蕨(わらび)・薇(ぜんまい)などの山菜、きのこ類や筍(たけのこ)、茄子、あるいは大豆の水煮・調理済のコーン、さらには豚汁・けんちん汁用の大根・人参を細かく切った水煮、五目御飯の具など、透明パック・ビニール袋入りの野菜が所狭しと売っています。

こんな野菜パックは、ミネラル・ビタミンなどの必須微量元素・水溶性栄養素が抜け落ちていて、少しも身体のためにならないのです。例えば、自宅で切った普通の茄子や牛蒡(ごぼう)を水に漬ければ、紫の汁が出たり灰汁が浮いてきます。にも関わらず透明パックの野菜は、入っている水に濁りがないほどスッキリし、色が出ないほど洗い込んでしまったものです。水溶性の栄養素~ミネラル・ビタミン成分は、ほとんど抜け出ている証拠です。

日本人は、和食を食べると健康的と思ってしまいます。こうした栄養のない野菜を摂ることによって安心してしまい、却って栄養がある本当の野菜を摂らない危険が指摘されます。成人だけでなく、児童・高齢者など栄養が大事な年齢層までミネラル・ビタミン不足が叫ばれます。百歩譲って食べないよりはましですが、蛇足ながら一連の加工された野菜はほとんどが中国産です。 

■外食野菜・惣菜はあえて煮汁を捨てて食品添加物で煮直す
スーパー・デパ地下の惣菜、コンビニ弁当、ファミレス、居酒屋チェーンなど外食の煮物・温野菜も、工場で必要以上に洗いまくります。さらに野菜の栄養が残っている煮汁は、全て捨ててしまいます。そして改めて、化学調味料や食品添加物で煮直します。

店頭販売あるいは外食用は、時間の経過に伴う彩り・味・食感の劣化、保存性を考えて、大事な栄養素を捨てて食品添加物で加工する訳です。栄養素が入ったままだと保存が利かず、劣化も早いためです。従って、こうした惣菜やおかず類、また具沢山な釜飯・混ぜご飯・ちらし寿司・炒飯の野菜は、形や食感だけでほとんど栄養分はありません。冷凍食品・加工食品の挽き肉・細かい鶏肉も、同じように煮汁は捨てて食品添加物で煮直します。素材の味ではなく、食品添加物の味なのです。

コンビニ棚にぶら下っている、温めたりチンできる野菜や肉調理品のレトルト食品も、肉・野菜の栄養は期待できません。外食や冷凍食品・加工食品の野菜・生野菜からは、ほとんど栄養が摂れないと理解しましょう。困ったことに、栄養やミネラルが一番必要な方の給食(給食センター調理)や工場食・社員食堂・病院まで、“栄養レス野菜”が、じわじわ浸透していることです。

Sankoua
レトルト食品は大事な栄養分を捨てないと作れないのが“さだめ”
デパ地下の有名料理の味は老舗本店を真似たニセモノ味

Gstopkarakuri2

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