食品のカラクリと暮らしの裏側

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中国産しいたけを1年水に浸しても腐らないのはホルマリン漬けだから/食品のカラクリ・野菜12

2014年04月22日 | 果 物・野 菜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 中国産しいたけ/野菜
中国産しいたけを1年水に浸しても腐らないのはホルマリン漬けだから
エノキ・シメジ・マイタケ・エリンギなどのキノコ類は健康食品ではない

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■中国産椎茸はホルムアルデヒドの他にも、度々、ヒ素・鉛・カドミウムが検出
和食には、「椎茸(しいたけ)」が欠かせません。中国産椎茸を、1年も水に浸けても腐らないことをご存じですか?それは、ホルマリン漬けされているからです。中国産椎茸から、2000ppmを越えるホルムアルデヒドの他にも、度々、ヒ素・鉛・カドミウムなどが検出されます。WHO(世界保健機関)では15ppmを上限としており、中国産椎茸は健康被害をもたらす恐れがあります。

シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを、水溶液にしたのがホルマリンです。学校の理科室など、生物標本のホルマリン漬けを思い浮かべるでしょう。殺菌剤や防腐剤に使われ、毒物及び劇物取締法の対象でありキツイものです。このホルマリンが、何と椎茸栽培に使われているからです。

椎茸栽培は原木栽培と菌床(きんしょう)栽培があり、中国では安易な菌床栽培が大半です。菌床栽培は、おが屑に水分と米ぬか・栄養素を入れた樹脂袋の床を作り、そこに菌を植え付けます。雑菌が繁殖するため、中国では簡単にホルマリンで殺菌するのです。当然ながら、椎茸から高濃度のホルマリンが検出されます。中国から、そんな椎茸が24,000t(2006年)も輸入されています。インドネシア産などからも、ホルマリンが検出されるのです。

■エノキ・シメジ・マイタケ・エリンギなどのキノコ類は危険な殺菌剤が使われる
ホルムアルデヒドは発ガン性があるため、本当なら中国産椎茸の“戻し汁”は使わないほうがよいのです。「原木栽培」と書かれた国内産の椎茸は、他の農薬も少ないのでお勧めです。なお椎茸は、国内産でも天然のホルムアルデヒドが含有している野菜食材です。

ここからは、エノキ・シメジ・マイタケ・エリンギなどのキノコ類の話です。キノコ類は健康食品のイメージがありますが、安全なものを選ばないと却って危険です。スーパーなどのこれらのキノコ類は、菌床栽培されます。菌床の雑菌を抑えるために、こちらは殺菌剤のベルミナや強烈なカビ防止剤のTBZ(輸入米国産オレンジの防カビ用と同じ)が使われます。発ガン性や催奇形性が見られ他の農薬も使われので、けっして健康食品ではないのです。

最後は松茸(まつたけ)の話で、中国産が嫌われ、現在は日本産とDNAがほぼ一致している北欧産に人気が高まっています。なお欧米人は松茸の香りが、“履いた靴下”の臭いに感じるようで、全く敬遠モノだそうです(笑)。また飲食店の松茸御飯は、安物の中国産松茸を使うため香りが乏しく、多くの店で「松茸のお吸物」で有名な?粉末(業務用の香料・食品添加物)が添加されています。

Sankoua
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