食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

同じ学校や同じ管理者の下で再び起こった悪質なプール排水口事故/少数派・プール事故7

2019年05月06日 | 学校・公営プール事故
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ふじみ野市営プール排水口事故死から見えてくる学校プール事故の元凶
同じ学校や同じ管理者の下で再び起こった悪質なプール排水口事故

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写真はイメージであり、当該プールではありません

投稿者補足/有田一彦著「あぶないプール」によると、1966(S41)~1995年(H7)の30年間に54件(55人が被害)起きており、うち50人が死亡しているそうです。有田氏は、中でも、教育者としての自覚もモラルもない“質(たち)の悪い事例”を2件挙げています。

■悪質例1/同じ学校で2度も同じプール事故を起こした
有田一彦氏の主張/排水口事故は、54件・50人の死亡者を出している。そのうち、最も悪質な例が2件ある。静岡県・西伊豆町仁科小学校では、1971年に男子が足を吸い込まれたが幸いにも大事に至らなかった。

しかし1995年には、同じ学校のプールで泳いでいた小5男子が、危険と感じたのか健気にズレている蓋を直そうとして逆に吸い込まれて死亡した。いくら20数年が経過しようと、同じ学校の小さな生徒が死を向かえた事実は、過去の教訓が全く生かされていない。

■悪質例2/同じ教育者が2度も同じプール死亡事故を起こした
もう1つは、鹿児島県・指宿中学校で1982年・中1女子の水泳部員が排水口で死亡した。その当時、教育委員会でプールを指導する立場にあった人間が危険の認識が薄いまま、1994年同県・金峰町田布施小学校の校長に着任。

その学校の小5男子が、不備な排水口で死亡した。事件が起こる学校現場の管理者、教育委員会の質とはこんなものなのか、全く悲しい。改善しようとする意識、生徒を守ろうとする意識がまるでない。

Sankoubook 参考書籍 「あぶないプール」 著者 有田一彦

■戸丸瑛梨香さんや多くの生徒達のブール事故死を忘れないために
ご両親や亡くなった大勢の生徒達の無念さと行政の怠慢をお伝えするために、事件後・数年あるいは数十年経っても、こうしてマイブログでお伝えしております。

Ntopkeiji

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