西瓜畑の向かい、大豆畑より眺める町のシンボル負釣山
今年の西瓜栽培は正直苦戦だった。 7月採りは平年並みだったが、8月に至っては数で6割、大きさで7割といったところか。
定植が済んだ4月の後半から7月下旬まで風は平年以上に吹き荒れ、6月の後半は真夏並みの暑さを記録し、7月に入ったとたん梅雨が始まり雨は一日おきに降り、陽射しも極端に少なく気温は上がらなかった。
それは8月のお盆まで続き、結局夏のないまま秋を迎える10数年ぶりの冷夏となり、結果7月8月を通して西瓜の甘味である糖度を平年より1度かそれ以上低いという好ましくないおまけまでついた。
が、これらのことは天候にだけ押し付け出来ない要因がもう一つあったのだ。
昨年仮畝作りを始めた頃からおおよその見当はついてはいたのだが、それは浅い(土が少ない)田んぼに非常に多い石だということだ。
それが予想を超えた影響が出たことに今は少なからずとも後悔をしている。
同じ町内であっても比較的適した地もあれば僕の村のように畑に適さない所もある。
それでも此処で作りたいと願う僕とすれば「こんな場所(土地)でもやり方次第では出来るんだ」、という事を見せたい思いでこれまでやってきた。
そしてその事が曲がりなりにも自分の想いに近づいてきてると思い始めた矢先の今年の結末に・・
正直来年の畑地(田んぼ)を考え悩んだ。
日本でも非常に数少ない自根栽培。連作障害を避けるため同じ畑では10年間作付けしない。
為に貸してくれる地主さんを見つけては頼み、転々と畑を替えてきた。
今の地主さんは所有する隣りの田んぼも来年使っていいと言ってくれてる。
が、横並びの田んぼは中身も同じ、結末が見えてくる。 他に貸してもいいと申し出てくれてる人が現れて尚一層悩んだ。
稲刈りが終われば直ぐに来年に向けて仮畝の準備に掛からなくてはならないため答えを急がなくてはいけない事情もある。
考え悩んだ末にカミさんに相談した。
多分にそうなんだろうが(苦笑、煮え切らないような僕の思いを長々聞き終えたカミさんは
「父さん悪い状態を知ってるって事はその為の対策も立てれるって事じゃない。 良い事だってあったのでは?。 他へ行ったからって今より良いって保障はないのだし、良い所ばかり狙って転々と替わっていたら誰も貸してくれなくなるのじゃない?」
聞き終わるや僕は心に決めた。 そうなんだよね、あと何年出来るか分からないけどもし仮に元気で20年作るとしたら地元の人たちから愛されて作りたい。
石が多ければ田んぼの掃除だと思って一生懸命拾い出して喜んでもらえればいいではないか。 大事なことは共存共栄なのであって、借りた方も良ければ貸した方も貸して良かったと思ってもらえることが大事なんだろう。
それにカミさんの言うとおり、デメリットが分かっておれば今秋からでも取り掛かれる。
そうと決まれば胸の支えが取れた。 ものの考え方だろうが、勤めを持つカミさんに僕は農作業を無理強いはもちろんのこと、当てにしたこともない。
むしろ同じ方向を向いていないことの方が僕も好きなように出来るし(笑、悪天候が続こうが、家の中が暗くならない様に思う。
今回も仮にカミさんが仕事のパートナーか同業者であったならばこうは言わなかっただろうし、今頃まだ結論は出ずに悶々としていたことだろう。
今年の西瓜栽培は正直苦戦だった。 7月採りは平年並みだったが、8月に至っては数で6割、大きさで7割といったところか。
定植が済んだ4月の後半から7月下旬まで風は平年以上に吹き荒れ、6月の後半は真夏並みの暑さを記録し、7月に入ったとたん梅雨が始まり雨は一日おきに降り、陽射しも極端に少なく気温は上がらなかった。
それは8月のお盆まで続き、結局夏のないまま秋を迎える10数年ぶりの冷夏となり、結果7月8月を通して西瓜の甘味である糖度を平年より1度かそれ以上低いという好ましくないおまけまでついた。
が、これらのことは天候にだけ押し付け出来ない要因がもう一つあったのだ。
昨年仮畝作りを始めた頃からおおよその見当はついてはいたのだが、それは浅い(土が少ない)田んぼに非常に多い石だということだ。
それが予想を超えた影響が出たことに今は少なからずとも後悔をしている。
同じ町内であっても比較的適した地もあれば僕の村のように畑に適さない所もある。
それでも此処で作りたいと願う僕とすれば「こんな場所(土地)でもやり方次第では出来るんだ」、という事を見せたい思いでこれまでやってきた。
そしてその事が曲がりなりにも自分の想いに近づいてきてると思い始めた矢先の今年の結末に・・
正直来年の畑地(田んぼ)を考え悩んだ。
日本でも非常に数少ない自根栽培。連作障害を避けるため同じ畑では10年間作付けしない。
為に貸してくれる地主さんを見つけては頼み、転々と畑を替えてきた。
今の地主さんは所有する隣りの田んぼも来年使っていいと言ってくれてる。
が、横並びの田んぼは中身も同じ、結末が見えてくる。 他に貸してもいいと申し出てくれてる人が現れて尚一層悩んだ。
稲刈りが終われば直ぐに来年に向けて仮畝の準備に掛からなくてはならないため答えを急がなくてはいけない事情もある。
考え悩んだ末にカミさんに相談した。
多分にそうなんだろうが(苦笑、煮え切らないような僕の思いを長々聞き終えたカミさんは
「父さん悪い状態を知ってるって事はその為の対策も立てれるって事じゃない。 良い事だってあったのでは?。 他へ行ったからって今より良いって保障はないのだし、良い所ばかり狙って転々と替わっていたら誰も貸してくれなくなるのじゃない?」
聞き終わるや僕は心に決めた。 そうなんだよね、あと何年出来るか分からないけどもし仮に元気で20年作るとしたら地元の人たちから愛されて作りたい。
石が多ければ田んぼの掃除だと思って一生懸命拾い出して喜んでもらえればいいではないか。 大事なことは共存共栄なのであって、借りた方も良ければ貸した方も貸して良かったと思ってもらえることが大事なんだろう。
それにカミさんの言うとおり、デメリットが分かっておれば今秋からでも取り掛かれる。
そうと決まれば胸の支えが取れた。 ものの考え方だろうが、勤めを持つカミさんに僕は農作業を無理強いはもちろんのこと、当てにしたこともない。
むしろ同じ方向を向いていないことの方が僕も好きなように出来るし(笑、悪天候が続こうが、家の中が暗くならない様に思う。
今回も仮にカミさんが仕事のパートナーか同業者であったならばこうは言わなかっただろうし、今頃まだ結論は出ずに悶々としていたことだろう。
お天気の協力も無く 条件が例年になく厳しかったようですね。
来年は天気の協力があり 努力が報われますように祈っています。
※明日新潟からの帰り(行けたら)岳遊様のふるさとを確認したいと思っています。
明日の作業の段取りをしてたらこんな時間になっていました(笑。
こちらも今度の連休が稲刈りの最盛期になります。
こちらへ寄られるのですか?
入善はETC専用ですが、是非寄っていかれませ。
時間が分かればインターまで行きますよ。
夕方は8時半過ぎで岳遊様がブログで見せて下さる入善町の景色は残念ながら見えませんでした。
また機会があれば来ます。