立山 黒部ダム

こんにちは。
あと１週間足らずでお盆です。
例年なら盆明けには夜がグッと涼しくなるのですが・・・。
今年はちょっと無理なようです。
今しばらく水分、塩分、ミネラル補給を心掛けましょう！

さて、立山での大目標を達成し、３日目は、最後の旅の目的地、
黒部ダムの放水を見に行きました。

前夜、穏やかな気持ちで眠りにつき、
翌朝は４時前に目が覚めたので、寒さに備えて上着を着込み、
そっと外に出ました。

みくりが池の周りには登山道が整備されているので、
ゆっくり散歩しました。

雄山の山頂にある社務所の灯りが４時半ごろ灯りました。
日の出とともに社務所は開ける、と聞きましたので、
日が昇ったのでしょう。
みくりが池からは、雄山の陰で日の出を見ることはできません。

静寂の中に静かに座っていると、
空気のすがすがしさに身も心も洗われるようでした。

宿に戻り朝食をいただき、７時半には出発。
朝のみくりが池。


みくりが池温泉の源泉、地獄谷。

室堂のターミナルから雄山の真下をトンネルで抜けていきます。
トロリーバス→ロープウェイ→ケーブルカー、と乗り継いで、
黒部ダムに到着。

昨年と違い、ダムはほぼ満水。

ダムの上を歩いて反対側に行きます。
放水の迫力に感動。

こちらはダムを渡り切ったところにある展望台から見たところ。

やっぱりスゴイ・・・。
さて、ダムの上に戻りまして・・・、
向こうに見えるのは、赤沢岳。ここはもう、後立山連峰になります。

真上から。

虹が掛かっていて「わあ～っ！」と思ったのですが、
まだこんなのは序の口でした。
展望台から見ると・・・



水煙がどこまで漂っているのか・・・。

なんにせよ、このお天気のお蔭です。
日が照らなければ、虹は全く見えなかったのですから。
３日間晴れ続き。雨女の私としては驚異的です。

展望台に上がる途中。なぜこんなところに。

ニッコウキスゲです。
参考までにこちらをどうぞ。

すみません！一番見にくいところ。

名残惜しいけれど、黒部ダムを後に帰路に着きます。
ここからが長いので、早めに出発。
関電トロリーバス。
今年で走行終了。電気自動車に代わるそうです。


信濃大町までは路線バス。
ここから大糸線に。

単線なので、下り列車を待ちます。車掌さん、暑い中をご苦労様です。

な、なんと運転士さんの試験が始まりました！

サプライズ体験。（←私が！）
松本到着。

駅前は、どこも大して変わりませんね。
でも、わたし的には、長野県は初めてなので、記念の１枚。

ここから名古屋までほぼ中央線。木曽川沿いをひたすら走りました。
山と山の間から、御嶽山をちょこっと見ることができました。
天気に恵まれ、体調も良く、本当にしあわせな３日間でした。

この日の早朝の室堂平（むろどうだいら）の清澄な空気は、たぶん一生忘れられないと思います。
また行きたい、と思いました。
夏の立山、ぜひ１度行ってみてください。
みくりが池温泉は、本当におすすめです。


今日のきなことげんげん。
めずらしく寄り添う２猫。



では、今日はこのへんで。