こんにちは。今日は曇り空。
でも気温は高め。熱中症に気をつけましょう!
ツマグロヒョウモンのさなぎは、最後の1つも無事に羽化しました。
3回とも抜け殻を見るだけでおわりました。残念です。
さて、第2展示室の続きです。
こちらは、お大師講で使ってもらうために作った皿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d9/b6526e59888a8690039562b17a84d8e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/39/8ef0e3962b654f66357bf410dce290c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/28/908ecaa71d50dd1d0415d78aa0d0f28a.jpg)
直径は18cmです。こんなのが15枚もあります。
祖父の家は代々真言宗で、住まいのあった玉島は
弘法大師様を祭る「お大師講」が盛んだったそうです。
このお大師講で、お菓子などを出す時に使う皿を祖父が作りました。
しかし、出来上がってすぐに地域のお大師講が解散となり、
ほとんど使われなかったそうです。
※お大師講 … 真言宗の信者が、古くから月1回、
持ち回りで座元を務め、お大師様の
御影を掲げて般若心経などを唱えて
拝んだ後、組の連絡事項、相談事を
する寄り合いの場。他宗派にも同様
の組織が多くある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/7c/4c6588387c4afaab59657a71f71dc276.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ce/09e2473cad3ad218d976a7a9c4e2ffda.jpg)
あまり使われなかったお蔭で、とてもきれいな状態で残っています。
さてこちらには、使われる木の材質を見てもらうために、作品を3つ置きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f7/c0fcf52faa79045df8bccb5df11f2d1e.jpg)
祖父の作品に限って言えば、主に3種類の木が使われています。
朴(ホウ)の木…堅いので、下駄の歯など細工物に使われる。
(「ほおばの下駄」の「ほおば」は、「朴歯」)
ヤニが少なく加工しやすいので、日本刀の鞘にも
用いられた。
祖父の作ったお盆は、ほとんどが朴の木です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0c/0c0785575ddced5b3f99ca0be6228244.jpg)
欅(ケヤキ)…温度、湿度の変化に強いので、食器(特に汁椀)によく使われる。
重さのある木質で、どちらかといえば硬い。
寺社の建築材として、古くからよく使われる。
波打つような木目が美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/18/6a37efeb8d89b45301cc92091fb9e250.jpg)
残念ながら、ケヤキのお盆が見当たらなかったので、菓子器を置きました。
栗(クリ)…非常に硬いため、耐久性が高いが、彫りにくい。
真っすぐな木目が美しい。
「栗」の字が、「西」と「木」の組み合わせであることから、
西方浄土になぞらえて、位牌など、仏具にも多用される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/87/b78e8f9e6bb8d03793512af6bb870db5.jpg)
この中で、1番彫りやすいのは、朴の木です。そして→欅→栗 の順に硬くなります。
祖父の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/76/03a035d9180d0eb646e565364c163571.jpg)
以上で第2展示室が終了です。
次回は、第1展示室に行きますね。
今日のきなことげんげん。
久々にどこから持ってきたのか・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ae/25dc5b7624d5b3caa329e76c78fa70b8.jpg)
げんげんはお休みです。
では、今日はこのへんで。
でも気温は高め。熱中症に気をつけましょう!
ツマグロヒョウモンのさなぎは、最後の1つも無事に羽化しました。
3回とも抜け殻を見るだけでおわりました。残念です。
さて、第2展示室の続きです。
こちらは、お大師講で使ってもらうために作った皿です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d9/b6526e59888a8690039562b17a84d8e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/39/8ef0e3962b654f66357bf410dce290c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/28/908ecaa71d50dd1d0415d78aa0d0f28a.jpg)
直径は18cmです。こんなのが15枚もあります。
祖父の家は代々真言宗で、住まいのあった玉島は
弘法大師様を祭る「お大師講」が盛んだったそうです。
このお大師講で、お菓子などを出す時に使う皿を祖父が作りました。
しかし、出来上がってすぐに地域のお大師講が解散となり、
ほとんど使われなかったそうです。
※お大師講 … 真言宗の信者が、古くから月1回、
持ち回りで座元を務め、お大師様の
御影を掲げて般若心経などを唱えて
拝んだ後、組の連絡事項、相談事を
する寄り合いの場。他宗派にも同様
の組織が多くある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/7c/4c6588387c4afaab59657a71f71dc276.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ce/09e2473cad3ad218d976a7a9c4e2ffda.jpg)
あまり使われなかったお蔭で、とてもきれいな状態で残っています。
さてこちらには、使われる木の材質を見てもらうために、作品を3つ置きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/f7/c0fcf52faa79045df8bccb5df11f2d1e.jpg)
祖父の作品に限って言えば、主に3種類の木が使われています。
朴(ホウ)の木…堅いので、下駄の歯など細工物に使われる。
(「ほおばの下駄」の「ほおば」は、「朴歯」)
ヤニが少なく加工しやすいので、日本刀の鞘にも
用いられた。
祖父の作ったお盆は、ほとんどが朴の木です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0c/0c0785575ddced5b3f99ca0be6228244.jpg)
欅(ケヤキ)…温度、湿度の変化に強いので、食器(特に汁椀)によく使われる。
重さのある木質で、どちらかといえば硬い。
寺社の建築材として、古くからよく使われる。
波打つような木目が美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/18/6a37efeb8d89b45301cc92091fb9e250.jpg)
残念ながら、ケヤキのお盆が見当たらなかったので、菓子器を置きました。
栗(クリ)…非常に硬いため、耐久性が高いが、彫りにくい。
真っすぐな木目が美しい。
「栗」の字が、「西」と「木」の組み合わせであることから、
西方浄土になぞらえて、位牌など、仏具にも多用される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/87/b78e8f9e6bb8d03793512af6bb870db5.jpg)
この中で、1番彫りやすいのは、朴の木です。そして→欅→栗 の順に硬くなります。
祖父の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/76/03a035d9180d0eb646e565364c163571.jpg)
以上で第2展示室が終了です。
次回は、第1展示室に行きますね。
今日のきなことげんげん。
久々にどこから持ってきたのか・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ae/25dc5b7624d5b3caa329e76c78fa70b8.jpg)
げんげんはお休みです。
では、今日はこのへんで。