憲法と都知事選

今日は、憲法記念日だそうだ。

私が現状では憲法改正に反対なのは前に書いた通り。

これは、ぜひ再読して頂きたい。

ここで、心配なのはいわゆるプロ市民層が「憲法改正反対！」と
騒ぎ続けている中で、彼らが騒げば騒ぐ程、
世の中の流れが「改憲」の方に傾くのではないかということ。

思い出すのが都知事選なのだが、あれだけ奇行とスキャンダルに
まみれたチン太郎が当選したのも、プロ市民層が浅野支持で
大騒ぎをしたために、無党派層が浅野氏から逃げてしまったことが
最大の要因だったと思う。

民主党の関係者が
「あいつらが、騒げば騒ぐほど、無党派層は、離れていく」
と言ったというが、さもありなんである。

改憲の問題もまったく同じ構図になる可能性がある。

であるから、もし彼らが憲法を守りたいと思うのであれば、
絶対に表に出ないことを肝に銘じて欲しい。

間違えても「憲法を守る女性達の集い」みたいなイベントを
あからさまにやってはいけない。

明らかに逆効果だ。

私も彼らとは理由は異なるものの、現時点での改憲に反対なので、
このことは切にお願いしておきたい次第である。