時代が変わった

あるブログから。


進歩的強迫観念

日本の戦後は、進歩派知識人?によって、すべての事象に「進んでいる、
遅れている」のベクトルが貼り付けられ、世論をいわゆる進歩的方向に
誘導する歴史でもあった。しかしネット社会がそれを瓦解させたとも言える。

これまで口をつぐんでいた「遅れた」人が匿名で「遅れた」発言をする場を
与えられ、その発言を見た同意見の人間が自分以外にもそのような意見を持つ
人間がいると知り自信をつけて声を高める。「ネット保守」の誕生である。
http://d.hatena.ne.jp/kechack/20050329


まあ、「ネット保守」という言葉にはやや違和感はあるけれども、
最近になって日本が「進歩的知識人」とやらに牛耳られた
マスコミの呪縛から、少しずつ解き放たれつつあることを実感している。

特に象徴的なのは、あれだけマスコミが「郵政なんて小さな問題」で
解散なんかしたら「自民党はお終い」だと口を揃えて言っていたにも関わらず、
実際に小泉が解散したら自民党の支持率が跳ね上がったことだ。

おおげさに言えば、「時代が変わったな」と思った。
マスコミが言っているのと反対の方向にみんなが動き出すなんて、
ちょっと前ならあり得ない話だ。

それを受けてか、自民党もこんなことを始めたようだ。


自民党：メルマガ、ブログ発信者と懇談　武部幹事長

自民党の武部勤幹事長は２５日夜、インターネット上の「メールマガジン」や
「ブログ」で情報を発信している約３０人と党本部で懇談した。
小泉純一郎首相の改革姿勢をＰＲし、発信情報の中に盛り込んでもらうのが狙い。
メルマガやブログは若者を中心に急速に普及しており、
衆院選で勝敗のカギを握る無党派層を取り込む作戦だ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050826k0000m010064000c.html


たいていの人は自分の書きたいことがあるから書いてる訳で、
かならずしもみんなが自民党のＰＲ通りに書いてくれるとも思えない。

ただ、今まで「マスコミにどう書かれるか」ばかりを気にしてきた政治が、
「ネット上でどう書かれるか」にも目配りをするようになってくれば、
政治自体が少し変わってくるのではないかと、ちょっと期待しているのだが。


P.S,
某掲示板より。

【郵政】郵便貯金：５００万円超える部分の残高は５０兆円
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20050825k0000m020190000c.html

↑岡田は党首討論を申し入れてるそうだが
　小泉にこれを突っ込まれたらいっかんの終わりだなぁｗ

民主党は上限を５００万にすることによって郵貯を１００兆円減らすと
公約していたが、実際５０兆円しか減らないらしいじゃない（　´,_ゝ`）プッ


だいたい当ブログで書いた通りだな。
http://blog.melma.com/00099352/20050813231103


P.S.その２
なんで武部氏は小生を呼ばないんだ！
えっ、そんな弱小ブログはお呼びでないと。クスン．．．