うれしい誤算

《中盤の情勢》「郵政分裂」の注目・激戦区
http://www2.asahi.com/senkyo2005/special/TKY200509090221.html


当コラムは今回の総選挙では、解散後すぐに
「小泉自民全面支持」を打ち出した。

実は、その時点では、マスコミが事前に言っていたように、
「自民党はおしまいだ」とまでは思わなかったけど、
まさか、これほど自民党が支持を集めるとも思っていなかった。

まして、その後、自民党が急遽、反対派の対抗馬に立てた候補など
ほぼ、全滅するのではないかと思っていた。

そして、その結果、全体で自民党が辛勝しても、
反対派と賛成派の一騎打ちでは反対派が圧勝ということで、
参議院の反対派が賛成に回らず、政局が行き詰まるのでは
ないかと懸念していた。

だけど、完全に見通しを誤っていたようだ。

かなりの選挙区で賛成派がリードを広げていると
伝えられている。

また、絶対鉄板だと言われていた、綿貫や堀内などの
選挙区でも、かなりいい勝負に持ち込めているようだ。

そして、全体でも悪くない数字が出てきそうだ。

これまで十数年間、閉塞感の中で凍り付いていた政治が、
ちゃんとど真ん中のストライクさえ投げれば
こんなにも鮮やかに動きだすものなのか。

よく、「小泉マジック」と言われるが、
なにか本当に魔法を見せられているようだ。

反対派の中でも機を見るに敏な奴は
風に乗った方がトクだと思い始めたらしい。


参院反対派の鴻池氏、郵政法案賛成に　青木氏と会談
http://www2.asahi.com/senkyo2005/news/TKY200509090160.html


これで、さらに流れは加速する。
もはや、後戻りすることはないだろう。

それにしても小生が考えるより、世の中はもっと
先を走っていたというわけだ。

「明日への道標」というタイトルに恥じないように
がんばっていかなくては．．．