明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

「道路特別会計の一般財源化」は潰されたのか

2005-12-14 | 政治
>特会、5年で20兆円削減 自民骨子決定

>骨子では、31ある特会を半数から3分の1程度に削減する。
>さらに5年後の改革完了時に残った特会も将来的には一部を
>除き一般会計の「区分勘定」に移し、現在の特会を原則的に
>全廃する方向性を盛り込んだ。
http://www.asahi.com/politics/update/1214/004.html

一見、額も減るし、特別会計の数も「3分の1」に減るから、
「改革が進む」などと騙される人もいるのだろう。

だけど、全然ダメだ。

>【統合するもの】道路整備、治水、港湾整備、空港整備、
>都市開発資金融通の5特会は08年度までに

だもんな。

要するに、今回のポイントである
「道路特別会計の一般財源化」は潰されたということ。

つまり、公共事業に関する特別会計は統合するだけで、
今まで同様、公共事業以外には絶対に使わせませんと
いうことだ。

それを、ちょっと全体の話を大きくすることで、
肝心の部分をカモフラージュして
国民を欺こうとしているという訳だ。

これでは、一般財源が大赤字で消費税なども増税必至の中で、
無駄な道路だけがバンバン作り続けられるという状況は
何も変わらず続くだろう。

こんなインチキを通してよいのだろうか?

「道路財源の税率維持と一般財源化」で
あれだけ大見得を切った小泉は、このまま見て見ぬ振りを
するのだろうか?

なんでマスコミはこの最大のポイントについて、
国民に警鐘を鳴らさないのだろうか?

相変わらず野党は肝心のことには何も興味を示さないし。

姉歯だとか追いかけてる場合じゃないだろ。

ほんと、政治に対する不信感はつのるばかりだ。


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