こういう状況で、成功するしないは別として、
自民党内で安倍を引き摺り下ろそうというという
具体的な動きが全然出てこないのは寂しい限りだ。
これも、衆議院の小選挙区制の帰結なのだろうか?
確かに小選挙区制にすることによって、
各政党は各選挙区に一人ずつの候補しか立てなくなるから、
政策本位の選挙になるという面はあったのだろう。
しかし、一方で公認を得られるかどうかの
ウエイトがどうしても大きくなるために、
必然的に党執行部の力が相対的に大きくなる。
その結果、選挙互助会として発達してきた一方で、
曲がりなりにも政権奪取を競い合っていた「派閥」も
次第に形骸化が進んでくる。
小選挙区制の当初の理想は解らなくもないが、
一方でこの自民党の活力の低下はどう考えればよいのか?
これまで党内の派閥間での擬似的な政権交代の機能が
自民党の大きな強みであったのだが、
小選挙区制での数回の総選挙を経て
もはや、全く機能しなくなってしまっている。
もし、小選挙区制がもはや所与であるのならば、
その環境の中で、従来の「擬似政権交代」の機能に変わる
なんらかの仕組みを作り出さない限り、自民党は
「実際の政権交代」に追い込まれるしかないのではないか?
まだ、私にもその「仕組み」のアイディアは無いんだけど。
P.S.
明日から数日、東京を離れます。
多分、ブログの更新もできませんのでご了承下さい。
自民党内で安倍を引き摺り下ろそうというという
具体的な動きが全然出てこないのは寂しい限りだ。
これも、衆議院の小選挙区制の帰結なのだろうか?
確かに小選挙区制にすることによって、
各政党は各選挙区に一人ずつの候補しか立てなくなるから、
政策本位の選挙になるという面はあったのだろう。
しかし、一方で公認を得られるかどうかの
ウエイトがどうしても大きくなるために、
必然的に党執行部の力が相対的に大きくなる。
その結果、選挙互助会として発達してきた一方で、
曲がりなりにも政権奪取を競い合っていた「派閥」も
次第に形骸化が進んでくる。
小選挙区制の当初の理想は解らなくもないが、
一方でこの自民党の活力の低下はどう考えればよいのか?
これまで党内の派閥間での擬似的な政権交代の機能が
自民党の大きな強みであったのだが、
小選挙区制での数回の総選挙を経て
もはや、全く機能しなくなってしまっている。
もし、小選挙区制がもはや所与であるのならば、
その環境の中で、従来の「擬似政権交代」の機能に変わる
なんらかの仕組みを作り出さない限り、自民党は
「実際の政権交代」に追い込まれるしかないのではないか?
まだ、私にもその「仕組み」のアイディアは無いんだけど。
P.S.
明日から数日、東京を離れます。
多分、ブログの更新もできませんのでご了承下さい。
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