明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

政府税調は中学生以下

2007-11-14 | 政治
>政府税調が答申骨格、消費税の具体論先送りの見通し

>夫婦共働き世帯に比べ、専業主婦のいる世帯に有利な
>仕組みになっている所得税の配偶者控除は、女性の
>社会参加を妨げているとして、見直しを提言する。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20071110i301.htm

あーあ、政府税調にもこういうキチガイが
のさばる時代になったか…。

例えば、夫が1千万、妻が専業主婦の家庭と、
夫婦で5百万ずつ稼ぐ家庭を比べたら、どっちが
優遇されてるかなんて、中学生でも解る話なんだけど。

家庭内でどう分担するかなんていうのは、
そんなもの家庭内の自治の問題だろう。

米国などでは二分二乗方式というのがあって、
世帯の収入が1千万であれば、それを夫婦で5百万
ずつ稼いだ形にして所得税の申告ができる。

なぜ、日本にそれが導入できないのか?

そもそも、配偶者控除と言っても
日本の税制では本人も子供もそして配偶者も
基本的にすべて同額の控除額が設定されている。

もちろん、夫婦で5百万稼ぐ家庭は
それぞれが本人として、その一人分の控除を
享受できる。

一方で、ただでさえ累進税率で不当な目にあっている
夫だけの収入でやっている家庭が
本来あるべき配偶者の分の人的控除まで
取り上げられたら、もはや暴動が起こるぞ。

政府税調もこんな中学生レベル以下の提言しか
できないんだったら、まさに税金の無駄だから
とっとと解散するべきだろう。


P.S.
これはなかなか面白い。

>メディアによる「専業主婦優遇」批判報道の検証
http://vmlab.kz.tsukuba.ac.jp/mce/1-3.pdf


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2007-11-15 02:40:21
配偶者控除が「屋上屋」と化し、「103万円の壁」など不合理な面を生んでいることは確かなので、二分二乗方式導入とセットでの廃止なら賛成だが、単に「男女共同参画イデオロギー」による廃止なら大反対。
「ダグラス・有沢法則」ではないが、夫婦間に収入差がある世帯の方が一般的に裕福だから、金持ち優遇につながり二分二乗方式は良くない(金子勝)なんて、二分二乗方式に対する噴飯物の反対論まであったりする始末。
返信する

コメントを投稿