>幼保一元化:今秋にも「認定こども園」 新法案、国会提出へ
>幼稚園と保育所の一元化に向け、政府は幼保双方の機能を備えた施設を
>「認定こども園」(仮称)として整備し、幼児の教育、保育を一体的に
>行うための新法案を今国会に提出する。成立すれば、今秋からスタートする。
>同園は入園に際して保護者の就労の有無を問わず、
>0歳~就学前の子どもを受け入れる。
>子どもの数は、昨年4月現在で幼稚園約174万人、保育所約199万人。
>子どもを預かる時間が短い幼稚園(標準4時間)は定員割れが著しい一方、
>保育時間が比較的長い保育所(標準8時間)の待機幼児数は
>約2万3000人に達している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060218dde001010003000c.html
まあ、幼稚園が余って、保育園が足りないというなら
やってみること自体に反対はしないけど。(名前がヘンだけど)
でも気に入らないのはこれ。
>両省は認定こども園に施設整備費を助成したり、料金設定を自由に
>できるようにするなど特例措置を設け、設置を促す考えだ。
要するに、政策をぶち上げた以上は、税金注ぎ込んだりして
なんとかしちゃいましょう、ってことだろ。
そりゃ、この「認定こども園」とやらだけに税金を
余計に注ぎ込んだり、特別な優遇措置を認めれば、
従来の幼稚園や保育園に対する競争条件が有利になって、
競争に勝てるだろう。
でも、それは「認定こども園」という政策が成功した訳じゃなくて、
単に税金や国家権力を使って力任せに押し上げただけじゃないか。
最近、単位制とか総合学科とかいう高校が増えているが
あれも、そういう学校に転換すると教員の配置等で
優遇措置が受けられるから増えているのだという。
そういう、国民のニーズを税金や権力で無理やり歪めることで、
「結論ありき」の政策を力ずくで「成功した形」に
作りあげるようなやり方は、もう、やめてくれないかな。
本当にニーズのあるものなら規制の緩和だけすれば、
普及するだろうし、もし、普及しないなら、それは国民の
ニーズがない政策だったということだろう。
それで十分じゃないか。
まあ、この「幼保一元化」はどこぞの新聞屋が異様に執着している
話だから、マスコミ様の顔に泥を塗るような失敗だけは
どうしてもできない、ってことなのかも知れないけど。
お前は勉強不足以前。もっと管理人の文章をよく読んでからコメントしろよ。
管理人は、「認定こども園」とやらだけに税金を『余計』に注ぎ込んだり、『特別』な優遇措置を認めれば、従来の幼稚園や保育園に対する競争条件が有利になって、競争に勝てると書いているんだぞ。