明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

「何でもあり」でいいのか

2006-02-11 | 政治
日経より。

>まず欠かせないのは、監視委の調査能力を上げる努力だ。
>証取法には証券取引で「不正の手段、計画または技巧をすること」を
>包括的に禁じる、投網のような規定がある。

>証取法が監視委に与えた、違反者への質問権、捜索・差し押さえ権を用い、
>包括規定を活用すれば、取引手法の複雑化に柔軟に対応でき、
>幅広く機動的に違反を取り締まれるはずだ。
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/index20060210MS3M1000K10022006.html


こういう「包括規定」で「何でもあり」てのが許されていいのか?

はっきり言って、「政府は狙った企業を自由に潰せる」ってのと
同義だということが解らないのかね。

いつもマスコミの連中は「社会の木鐸」などと僭称してるけど、
こういうことに警鐘が鳴らすどころか、率先して煽ってるんじゃ
どうしようもないよ。

特に、小泉内閣成立以降、この手の法律の濫用が目に余るが、
こういうマスコミの後押しが大きな元凶になっているのは
間違いないだろう。

まあ、マスコミは政治に対して優位にあるから、
自分の所は法の濫用なんかで政府に潰されることはないと
タカをくくってるのかも知れないけど。

とにかく、小泉も「官から民へ」などと言いながら、
やってるのはトンチンカンな制度イジリばっかりだけど、
本来、まずやるべきは、おかしな政府の暴走に
縛りを掛けることじゃないのか?