明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

ほんとうによかった

2006-02-09 | 教育
>「国数理」小中で授業増

>文部科学相の諮問機関、中央教育審議会の教育課程部会は8日、
>小・中学校で「国語」と「算数・数学」、「理科」の授業時間増を
>求める審議経過報告書案をまとめた。近く、最終決定する。

>同部会では今後、「ゆとり教育」を象徴する「総合的な学習の時間」の
>削減や小学校への英語教育導入の是非なども議論する予定で、
>国語と理数の時間増については、他教科との兼ね合いを踏まえて調整する方針だ。

やっと、数年来続いてきた「ゆとりの教育」路線が転換するようだ。

最近、手放しで喜べることは、あんまりないんだけど、
こればかりは、ほんとうによかった。

「ゆとり教育」路線は子供達の学力低下をもたらしたのはもちろん、
世の中に「知」を軽視する風潮を蔓延させ、ポピュリズムの暴走の
原因の一つにもなっていたと思う。

この転換は世の中全体にジワジワと良い影響を広げていくだろう。

中でも、地道な学習よりも教師への
迎合や世渡りを評価する「新しい学力感」、
そして、その価値観に沿った「総合的な学習の時間」は
まさに「ゆとりの教育」路線の「悪の象徴」である。

その「総合的な学習の時間」の削減が実現するのであれば、
日本の教育も真の復活が見えてくるだろう。

それにしても、もし、この転換がもう少し早かったら
ウチも中学受験なんてやらなくて済んだかもしれないと
思うと少し悔しいね。

それでも、日本にとって良いことなのだから
素直に拍手を送りたいと思う。

ただ、一つ。
小学校から英語をやるのは反対だからね。
そんな時間があったら、国語算数の基礎の反復を
しっかりやった方がいいと思うよ。