だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

11月19日(土)緊張と緩和in愛知

2011年11月19日 | 日記
おはようございます。
東京は朝から冷たい雨が降っています。
そんな中、今日は学会の予定が二つ重なってしまいました。
ひとつは我が家から30分ほどで着くS女子大学でのW文学会。
いまひとつは名古屋からほど近い愛知S大学のC文学会。
前者は委員でもあるのですが、後者には専門とかかわる発表があるもので、
迷ったあげく、一路名古屋へと向かうことにしました。

まぁ、こういうと、学問や専門が左右したようでもあるのですが、じつはうまいものが名古屋にはあるもなぁと思ったのもたしかです。
名古屋には午前中に到着、まずは早めのお昼は地下街のキタナシュランに出てもいい店でのきしめん。期待通りの安くて美味!

先に宿に荷物を預け、身軽になってから地下鉄で星ヶ丘へ。
今回の学会会場はきれいな建物はもちろん、会場の学生スタッフたちが行き届いたサービスに徹していて、ビックリ、感心しました。
ここまで準備をされた会場校のK先生(母校の先輩でもあるのですが)はたいへんだったと思います。

さて、研究発表第一日目は6本。一本目の芝山切顕輔集に関するものは聞いていても勉強になりましたし、しょっぱなの質問は岡山・N学院のNくんが立ち、なかなか鋭いものでした。
また6本目は『更科日記』の『枕草子』摂取の発表。内容はわからなくもない、編今日になる部分が多かったのですが、気づいたら最初に3つの質問に立っておりました。
まぁあとからこのブログの読者でもいてくださるK野藤先生から、みんなに共有できる質問で、たいへんよい質問だったとお誉めのコトバをいただきました。
明日は母校の後輩Aくんや、私の講義を聴講してくれているSさんの発表があります。
また現在、徳川美術館では源氏物語絵巻に関する展示をやっているので、なんとか見学ができればと考えています。
めずらしく、2次会にも参加し、日大のA先生から話しかけられたり、出版社の方と話したり、いつも気を使ってくださる宮崎大のY先輩とも話ができました。
隣には後輩で現在東北大学のYくんや、同じ上野理門下のNさんとも酒を酌み交わし、また院生のTさんの話でもりあがったのでした。
明日は、9時半から。
気合い入れていきたいものです。諸先生方との交流による緊張と、級友と再会による緩和。
学会の醍醐味かもしれません。
写真は名古屋版スイカとパスモですね。


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