中西準子氏の名誉毀損訴訟について

昨日の続き。

環境リスク学の著者の中西準子氏が名誉毀損で訴えられています。以前に新聞記事でみた記憶があり、調べてみると、中西氏自身が「意見提出のお願い」というページで、詳しい経緯等が公表されていました。

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/060116power.html

正直言って、なんでこんな事で訴えられるのか分かりません。学者として、反論は受け止め、それに対しての自分の主張をするべきなのに、なぜ、名誉毀損なのか? 「松井教授の発表」も読んだが、私には理解できませんでした。何について話しているのかさえ分からない。。。

だいたい講演や会議で聞いた人が内容を理解できなかったり、誤解するのは説明が悪いせいだと思う。専門家なんだから内容を正しく理解しろ!と言う方がおかしいのでは?これは今までダイオキシンの毒性を強調してきた立場として、なんとか中西氏を攻撃したかったのではないか?

専門家、学者がいちいち自分とは違う人の主張を訴訟に持ち込んでいては、研究、学問はなりたたない。研究者には、専門的な議論を期待します。


参照
環境省 第7回 内分泌攪乱化学物質問題に関する国際シンポジウム 資料
http://www.env.go.jp/chemi/end/2004/sympo7_mats.html


3/1更新 旧暦では2月2日です。今日は雨で寒くなってきました。
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