山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

一気に春めいてきました。

2013-03-07 17:46:43 | お仕事
先月末からぶり返し、昨週末に大荒れ模様だった天候も
今週に入ってからは、一気に春めいた感じです。

更なる春を求めて!! ではないですが
昨日から、阿仁(秋田県)の所長と共に
南へ出張に行って参りました。

夕方までに郡山へ向かうことから
途中にある南東北木材の記念市に寄りましたが
残念ながらセリはあらかた終わり
僅かに残った不落物件の相談タイムに突入していました。

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アカマツの梁用材 元玉中目一曲がり15千円/m3、直材16千円

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似たような物ですが
目利きが見ると、随分違うらしく
左の丸太は60千円/m3、右の丸太は35千円/m3

普通の丸太ばかりでは無く
こんな変わりだねも
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ケヤキの埋もれ木で新潟からの出品です。

待ち合わせの時間もあるので
早々に市場をあとにし宿泊地の郡山へ

我が社の社長と古河グループ企業の皆さん達と合流し
仕事の話で郡山の夜を過ごし

明けて本日目的の
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㈱グリーン発電会津
木質バイオマス発電施設の視察に行って参りました。

この施設は、林地残材(採算性が低い細木等)を
主燃料にした、国内初の営業発電所で
木質バイオマス発電施設の採算ライン5000kwに近い
5700kwの発電量で年間6万トンの木材を
燃料としているとのことで、その内70%が
未利用木材であるとのことでした。

30分ほどの説明と同じぐらいの質疑応答があり
的確かつ明瞭なご案内を頂きましたが
(毎日の様に視察者があるそうです)
危険防止の為、発電設備の視察は出来ず
管理棟から眺めることしかできませんでした。
(撮影も)
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(磐梯山をバックに)

話しを聞けば聞くほど木質バイオマス発電
の容易ならざる部分が解り
全国各地で始まりつつある取り組みが
上手くいけばいいなと思いつつ
喜多方でラーメン(つい大盛り)を頂き
研修会は散会となりました。

古河産業㈱の皆様大変お世話になりました。