山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

冬に現れる

2012-12-20 16:08:54 | お仕事
寒気の張り出しで、今日も寒い山里です。

作業道補助申請に関する書類作成が
ようやく纏まってきたので
山林巡視に出掛けてきました。
(終わってから行けばいいのに…)

事務所辺りの標高が約330mなのに対して
山林は470m~で、行った先は570mぐらいの場所ですが
積雪量に差は無く2~3㎝で止まっています。
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今週末も大黒柱ツアーが入っており(今年最後)
2組のお客様をお迎えするので
このまま降らないでもらいたいものです。

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うっすら雪が積もった季節には
林床の草や広葉樹の葉が茂った
時期には見え難いものが見えてきます。
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水色の線で示した所なんですが
昔の道形で、古河林業が所有し
現在の林道を開設するまで使われていた歩道です。
(馬も通った?)

現在の林道とは、深く落ち込んだ沢を挟み
対岸にあり、造林地も少ないので
整備されなくなって40年程経過しているのですが
少し手をかけると立派な道として使えます。

重い荷物(炭俵4俵=約60kg)を背負って
歩いた道だけに、勾配の配分も良く
歩きやすい感じに作られています。

私達が開設している作業道も
後の人達に褒められる様にしたいものです。