山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

カラマツ林の積雪量を甘く見て、グッタリしている昼下がり

2012-12-12 16:10:57 | お仕事
作業道開設事業の事後調査に行って参りました。
雪が積もる前に、と思っていたのですが
なんだかんだ用事があり
どっと降り積もった後になってしまいました。

とは言え、未だ年越し前ですし
昨日、除雪した大深沢の林道は
30~40㎝程度の積雪だったので
天気の良いうちにと
スキー場の裏手にある峠田山林へ
朝から出掛けて行きました。

我が所の24年度の林業事業は
初夏から年内いっぱい、この山林で実施しており
現場の所員達は、こちらに貼り付け状態で
素材生産や作業道を開設しているのですが

山林内の移動について
既に、クルマでのアクセスは諦めており
山元土場から木材運搬車で
作業場に通っています。

この山の既設作業路は
あまり色々な事を考えずに作られたらしく
(前所有者が作った)
除雪することが難しいのです。
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但し、押しなべて傾斜が緩いので
雪崩など心配しないで、作業できるのですが


所員達と一緒に行けば
木材運搬車に同乗して
現地まで行けるのですが
そうもいかず、ちょっと遅れて出掛け
山元土場から歩きで目的地に向かいました。

調査の開始地点は
スギ林内なので、大した雪ではないのですが
2つ目の測点から、皆伐跡地なので
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カンジキを履いても膝までもぐります。
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その辺りは覚悟の上ですが
林内に入れば大丈夫だろうと
甘く見たのが大間違い

冬に葉の無い落葉松(カラマツ)林ですので
疎開地と変わりなく雪は積もり
更に、標高が上がっていくことにより
木々も
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道路も
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雪だらけで
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約60㎝の恒常的障害物歩行で

腹は減るは太ももは重くなるはで
グッタリしたところ、彼方から町役場の
お昼のチャイムが聞こえてきたので
2路線を残して撤退してきました。

明日は頑張ります。