全国のくら寿司ファン、いや回転寿司ファンの皆さん、最初に断っておきます。今日はがっかりしました。久しぶりに、箸を途中で置いてしまいました。
ということで…。
なか卯のウニ丼にこのくら寿司の牛丼は、ネットのニュースなどで知っていましたので、ずっと楽しみにしていました。残念何ことに、なか卯も回る寿司屋もなかなか行く機会がなくて、食べることができなかったのですが、やっと給食のない季節がやってきて、探検することができたのです。
自分は特に牛丼ファンということではありませんが、昼食に時間をかけるのはあまり好きではありませんので、ささっと済ませるすき家や吉野家はよく利用していました。安いしおいしいし、待たないし、そして何より駐車場がある。狂牛病がはやって吉野家が牛肉を輸入できなくなった時は、やっぱりがっかりしました。
それに、スシローの寿司はもちろんですが、うどんも安くておいしいですよね。スシローに行ったときは、寿司よりも先にうどんを注文するくらいでした。だから、同じ回転寿司やのくら寿司が牛丼を出した聞いたときは、きっとおいしいだろうとわくわくして是非とも食べたいと思っておりました。やっと行くことができました。
結果からいうとわくわくしかしながら向かったものの、きっともうくら寿司にはいくことがないだろうなと残念に思いながら帰ってきました。
さすがに昼時。入り口からはみ出るようにしてお客さんが待っています。中は人でいっぱい。なにか騒々しい雰囲気です。これがまず1つめのがっかり。
レジの前で自動受付のカードを取る。自分は一人だったのでカウンター席。見ると一人のお客さんもたくさんいて安心しました。ボックス席を予約している方々には申し訳ないけれど、5分ほど待つと順番を呼ばれました。席に着くと、目の前にタッチパネルがあって、そこで注文する仕組みで、くら寿司二回目の私は少々戸惑いましたが、390円の牛丼を1つ注文しました。
吉野家やすき家なら、座ったとたんに牛丼が出てくるといってもおかしくないくらい何ですが、待ち時間7分と書いてあります。確かにそのぐらい待ちました。これが2つめのがっかり。
牛丼だけ食べるつもりだったのですが、人が食べているのを見るとおなかがすいてきて、目の前を流れるお寿司を一つとってしまいました。お皿に半透明なふたがついているんですけど、はじめどう取ればいいのかわからなくて、隣のおじさんに聞いてしまいました。それを口に含みながらあたりの様子を観察していると、まるで自分が養鶏場の鶏にされたような気分になってしまいます。これが3つめのがっかり。
右隣の食べている様子を見ると、目の前にショウガの箱のふたを開けたまま、わさびの入った瓶のふたを開けたまま、寿司の皿の近くに起きながら、慌ただしく食べています。つばが飛ぶだろうが!!!!必要なだけ取ってすぐにふたぐらい閉めなさい。そう注意しそうになりました。いろんな人が食べに来るとこだから仕方がないといえば仕方がありませんが、あまり気持ちのよいものではありません。これが4つめのがっかり。
やっと出てきた牛度を見ると、食欲をそそる色とにおいでわくわくして食べました。汁気が少なく少しねっとりした感じ。吉野家やすき家とは出汁の雰囲気が異なります。なるほど、これが噂の牛丼か…と納得しながら口に運びました。
味が…濃い…。しつこい味だ。
魚臭い…。 肉に魚の出汁はあわんやろ?
タマネギが堅い…。きっと北海道産の玉ねぎだ。
残念なことに、半分も食べずに残してしまいました。注文した料理をまずくて食べなかったのは、これが生涯2度目です。
仕方がないから、好きなサーモンのはらみのあぶりとハマチの2皿を急いで食べて、さっさと戻ってきました。お会計は合わせて700円くらい。そんな気分で食べたからか、寿司もいうほどうまくない。はっきり言って、まずい。
くら寿司、繁盛しているようだけど、みんなうまいのか?