理科専科の私は、昼の給食時間になると1年生の教室に伺います。子供たちと一緒に給食を食べるのですが、なんとも1年生はかわいいです。教室の前まで来ると、
「ふくちゃん、きたあ!」
とみんなが喜んでくれているようです。毎日毎日成長する1年生と過ごすのはとても楽しいものです。
給食の時間、子供たちがだんだん食事を終えるのに時間がかからなくなって、時間を持て余すようになるので、私も持ちネタ?のとっておきのおもしろい話をしてあげます。調子に乗って「離さんかいじじい」の話やら「小太りじいさん」の話やらやっております。最後はネタが尽きてなぞなぞになるわけですが…。
今日は子供たちが、大発見をしました。子供たちの様子を見て回っていますと、窓の方を指さした子供たちが、
「ふくちゃん、虹だよ!」
と叫びます。さすがに理科の先生、虹は朝と夕に見えるものと心得ていますので、まさか!と思って目をやると、見事な逆さ虹が見えました。すごいすごいと写真を撮っていますと、さすがに担任のA木先生は、
「それでは給食をおわります!」
とぴしゃり。給食が一番。
さて、逆さ虹ですが、科学的には「環天頂アーク」と言います。空気中に氷の結晶が広く分布しているときに見える現象で、ちょうど今日の朝のニュースで、日本上空に水蒸気の川が流れていると話しているところでした。
そういえば、今朝は空は壮大な姿でした。
関東地方は大雨だった翌日の今日でした。