❝女性記者は「責任の重い立場にある人物による不適切な行為が表に出なければ、今後もセクハラ被害が黙認され続けるのではないか」との思いから、週刊新潮に連絡。録音の一部も提供したという。❞テレビ朝日社員が何故、ライバル関係にある新潮社に特ダネをリークと思われますが、初めに相談されて、放置した上司の責任は重大です。報道の自由を黙殺した責任は免れられないでしょう。今後の真相究明にもよりますが、福田前財務省事務次官も辞任では済まされないケースに発展する可能性があります。いずれにしても、安倍政権が長期化すると腐敗、緩みが今後も生じるということです。
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セクハラと言えば、一般的に会社での「労働トラブル」だと思われていることが多いので、「刑事事件」「逮捕」と言われても、ピンと来ないかもしれません。
しかし、セクハラも、ときと場合、程度によっては立派な「犯罪」となります。
「セクハラ」とひと言で言ってもその内容はさまざまですから、まずは「セクハラ」がどのようなものか、明らかにしておきましょう。
(1) セクハラの意味と要件
セクハラとは「セクシュアルハラスメント」のことであり、日本語にすると「性的嫌がらせ」です。
「嫌がらせ」ですから、程度も内容もいろいろです。
具体的には、以下のような行為がセクハラとなります。
- 業務に関連する場面で行われること
- 本人の意に反すること
- 性的な言動であること
①業務に関連する場面で行われること
事業所や事務所、工場や店舗などだけではなく、取引先の事務所や打ち合わせの際に利用した飲食店や顧客の自宅、従業員の自宅や行為者の自宅においても、それが業務と関連した場所である限り、セクハラが行われる場所となりえます。
「会社を出たからセクハラにならない」という考えは、大きな間違いです。
②本人の意に反すること
セクハラは嫌がらせですから、労働者の意に反することが条件となります。