エンゼルス・大谷翔平投手がメジャーで初先発・初勝利。「すごく楽しかった」メジャー初先発初勝利を語りました。内容は6回3失点と合格点です。色々言われていましたが、結果が出て良かったですね。日本人投手の活躍は日本全体に希望と勇気を与えてくれます。日本でもドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手(26)が阪神との開幕カード勝ち越しを決める2戦連発となる逆転3ランを叩き込んだ、巨人の岡本内野手を絶賛です。❝才能豊かな、ポテンシャルのある選手。メジャーに来ても、インパクトを与えられると思う」と今後の飛躍に太鼓判を押した。❞ 今年のプロ野球は大リーグでも活躍で来そうな新人が台頭してきて面白い。
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エンゼルスの大谷翔平投手(23)が1日(日本時間2日)、メジャー初勝利を挙げた。敵地・アスレチックス戦で初登板初先発し、6回で6三振を奪い、3安打3失点。日本人メジャーで初めて最速160エンゼルス・大谷「すごく楽しかった」メジャー初先発初勝利 6回3失点 キロをマークした。
初回は先頭・セミエン、3番・オルスンから空振り三振に奪って3者凡退。2点リードの2回1死一塁。ピスコッティへの5球目で投じた直球は球速160キロをマークしたが、右前へ打ち返された。同一、二塁とピンチを招き、チャプマンには2球続けたスライダーを左中間へ消える逆転3ランを浴びた。
3回は3者凡退。4回は1死からジョイスを四球で歩かせたものの、後続を退けた。5、6回は2イニング連続で3人斬り。6回92球、6奪三振1四球、3安打3失点だった。6回、マウンドを下りると、観客からスタンディング・オーベーションで迎えられた。
メジャーデビュー戦が先発だった日本人投手は史上17人目。初先発初勝利は16年のドジャース・前田健太以来11人目だ。今季メジャーで160キロをマークした先発投手はヤンキース・セベリーノと2人だけだ。
大谷は試合終了後のインタビューに登場「キャンプからやってきて、スタッフの皆さんに支えられている。キャッチャーも1球もそらさずに捕ってくれた」
3回以降の投球について「立ち上がりすごく良かった。2ストライクに追い込んでから打たれた。投げきってたのに打たれた事を引きずっていたが、ソーシア監督が来てくれて吹っ切れた。『ここから抑えれば問題ない』と言ってもらえた。今日はただただ楽しく、野球を始めて、はじめてグランドに行くような気持ちで行けた。すごく楽しかった」と話した。
❷ロサンゼルス・タイムズ 名物コラムニスト ディラン・ヘルナンデス氏はメジャーリーガーに与える影響についてこう語った。「これが成功したらベースボールの方向性が変わる。これまでもドラフト時点で投打で高いレベルの選手はたくさんいた。しかし、その誰もがプロ入り後にどちらかの選択を迫られ、何の疑問も持たずに一つの道に専念していった。しかし、大谷がこれが可能であることを証明したら自分もやってみようという選手が必ず出てくる。その意味で大谷の登場は歴史の転換点になりうる。1年目の今季、彼に期待する数字は10勝、15本塁打。もしそれをクリアできたら歴史は一気に変わり始めると思う」