今回、自民党都議の酷過ぎる対応にはへきへきです。都議会解散を防止するために、20日の総務委員会の中止。政治資金規正法違反による追及の中止、百条委員会の否決など、これ以上後追いしないことなど舛添前知事との裏交渉。真相は藪の中、税金を湯水の如く使いまくる寄生虫。自分たちも舛添前知事と五十歩百歩だったのです。来年は都議選、舛添に擦り寄って甘い汁を吸って今回事件をうやむやにした自民党・公明党議員は落選さなければなりません。
以下コピー
★公私混同疑惑であれだけ大騒ぎした都知事・舛添要一狂騒曲も、20日の最後の登庁はあっさりしたものだった。今日、21日に退任するがこの日の最終登庁には、都職員による退任のセレモニーも行われなかった。また定例会見も退任会見も拒否して開かなかった。今思えば、辞任を拒否して、都議会解散をちらつかせた粘り腰は舛添の真骨頂と言え、深夜の攻防戦では最後に退庁してすぐ帰庁したが、それは条件闘争での勝利の瞬間だった。
★20日の総務委員会の中止。政治資金規正法違反による追及の中止、百条委員会の否決など、これ以上後追いしないことなどの条件と引き換えに即時辞任を受け入れ、都議会議員の選挙を回避させたといわれている。しかし、舛添辞任でめでたしと思う自・公都議や、両党都連が舛添を守ったと都民に受け取られたというのは大きな誤算のはずだ。
★今年から公選法が改正され、18歳から投票が可能になるが、彼らが政治に望むことの多くが行財政改革や税金の無駄遣いを訴えているが大いに理解できる。税制や社会保障の難しいことはわからないが、税金の無駄遣いやお手盛りの運用には常識的に不信感が芽生えるということだろう。また、この世代はネットよりもテレビから情報を受け取る世代。あれだけ舛添の情けない、せこい公私混同疑惑を連日見せられれば、説明責任を果たさない舛添が行財政の無駄の典型や権化に見えても不思議ではない。舛添を守ったことで、自公は1つのレッテルを貼られたとしても、やむをえまい。