中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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食品の信頼回復はしくみとITで

2009年06月18日 | 福田徹の製造業
 皆様、おはようございます。今日は6月18日木曜日、私は中小企業診断士の福田徹です。今日は、一度は消費者からの信頼が地に落ちた冷凍食品の信頼を回復するお話です。


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 先日、新聞に「味の素の冷凍食品がいかに安全安心にこだわっているか」についての全面広告が掲載されていました。
 毒入り餃子騒動などで消費者からの信頼が地に落ちた感がある冷凍食品ですが、味の素は安全なしくみと安心感を得られるトレーサビリティの確保により、信頼回復に真正面から取り組んでいるようです。

 安全なしくみとは、原材料を作付けする農地を選ぶところから、製造工程、流通経路、保管に到るまでの工程を管理するしくみです。


工程管理による安全なしくみ(味の素サイトにリンク)

 味の素の餃子は、こうした安全のしくみを消費者の安心感につなげるために、パッケージに製品個体番号を明記しています。


新聞広告より:パッケージの記号で問い合わせると材料や製造・流通過程の履歴がたどれる


 消費者がパッケージに記載された番号を問い合わせると、すぐに生産地から製造・流通過程のすべての履歴がわかるということです。
 このように、食品の履歴をたどることができることを食品トレーサビリティと言います。

 精緻な食品トレーサビリティを確保するためには、膨大な情報を製品ごとに(製造ロットごとに)管理しなければなりません。

 しかし、この膨大な情報管理をアナログな方法でやることは現実的ではありません。

 だから、味の素のケースのように精緻なトレーサビリティを確保するためには、バーコードやICタグを使った物流IT化が必要です。


 味の素は、安全な食品製造のしくみを作って、それをITを使った食品トレーサビリティ確保により証明し、消費者に安心感を与えようとしているようです。
 

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