中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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究極の選択

2009年06月29日 | 福田徹の企業再生
 皆様、おはようございます。今日は6月29日月曜日、私は中小企業診断士の福田徹です。

 経営とは、選択することです。分かれ道にきたら、ある道を捨てて、ある道を選択することが経営です。分かれ道に来ても、気付かないふりをして、今まできた道なりの道を行くことを経営とは言いません。

 なぜなら、ある道を選択することによって、その道の先にある危機を回避したり、選択するリスクに応じたチャンスにより企業が大きく飛躍することこそが経営の本質だからです。

 経営者の仕事は、時には安全を選び、時にはリスクを取るといったぐあいに、常に選択をし続けることです。
 常にこうした選択をし続けることによって、ある時には危機を回避し、ある時には大きな飛躍を得ることが経営者の役割であり、今までと同じ道を行くだけならば、管理者がいればすむことです。

 つまり、選択をしなくても良いのであれば、経営者はいらないのです。


 ところで、業績が悪化している企業では、従業員に辞めていただくか、または企業が倒産するかという、究極の選択の場面が起こり得ます。

 こうしたときに、経営者がこの2つの選択肢に気付かないふりをし、何も選択しないで判断を引き延ばすことはとても危険です。

 早い時期に、この究極の選択のどちらかを選ばないと、従業員に退職金が支払えないなどいろいろと周囲に迷惑をかけた上、しかも倒産するという最悪の結果を招くことになります。

 経営者という職業は、こうした究極の選択もしなければならないとても辛い仕事なのです。


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