「企業様を元気にして日本の明るい未来をつくりたい」
皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。
連休の中日ですね。皆様はいかがお過ごしですか。
今日は、あるビジネスホテルの宿泊プランに見る、逆転のマーケティング発想を見ます。
駅前ビジネスホテルの線路に近い部屋は、普通に「宿泊」機能だけを考えると、駅の放送や列車の音がうるさいので敬遠する人も多いと考えられます。
この考えで行くと、ホテル側も静かに眠れる部屋に価値があると考えて、線路に面していない部屋の価格設定を上げたり、「静かな部屋にご案内します」などと得意客を案内することになります。
ところで、このホテルが「宿泊」機能だけを売っているのでは、その地域の「宿泊」需要だけがこのホテルにとっての市場になります。
このホテルが、地域の「宿泊」需要からの集客だけでは目標とする稼働率が確保できないなどの理由から、対象市場を広げようまたは別の市場をターゲットとしようとするとします。
その場合、新しい市場にアピールするために、「宿泊」機能以外の何らかの新しい価値を付ける必要があります。
下に紹介するのは、JR赤羽駅前にあるJR東日本系列のホテルです。
このホテルの
鉄道ファン必見!!トレインビュープランは、まさに「宿泊」機能以外の新しい価値を、このホテルにとっての新しい市場に対してアピールしたものです。
| ホテルメッツ赤羽鉄道ファン必見!!トレインビュープラン |
世に鉄道ファンが多くいることは知られています。
また、当地赤羽は、JR東日本の中でも多くの路線が乗り入れる鉄道の要衝と言える駅です。だから、多くの種類の列車が通るのです。
だから、赤羽は好きな人にはたまらない場所なのです。
その赤羽の列車を眺められる(音が聞こえる)部屋には、鉄道ファンにとっては「宿泊」とは別の価値があるのです。
「駅に近い」「寝心地が良いベットだ」「静かな部屋」などの「宿泊」環境をいくらアピールしても、この鉄道ファンにとっての価値は鉄道ファンに伝わりません。
このホテルがすばらしいところは、ホテル本来の「宿泊」以外の新しい価値を見いだし、それをターゲットに伝える努力をしているということです。
つまり、線路側客室を販売する上の新しいターゲットとして「鉄道ファン」に狙いを定めて、自社予約サイトや楽天トラベルなどで宿泊プランをアピールするという努力をしているのです。
さて、以上で述べたように、販売する側の自社にとっては同じに思えるモノやサービスが、ターゲットを変えると全く違う価値を示すことが多分にあります。
そしてこれは、あらゆる業種であらゆる企業で、つまり御社でも考えられることです。
人はどうしても、自社の現在の市場の中だけで考えてしまう傾向があります。
この限界をこえる(ブレークスルーする)ために、少しだけ視点を高くしたり、新たな視点を加えたりすれば、見慣れているはずの現場に新しい市場の種があるかも知れません。
近視眼的な思い込みで今まで価値が低いと考えていたものが、別の確度から見ると実は高い価値があるということも多くあるのです。
さあ、それをどうやって見つけるか?
見つけ方のポイントは、「現場」と「顧客」そして「従業員」です。
ホテルなら、
「顧客視点を持って客室で考える」
「顧客アンケート・楽天などの予約サイトの利用者の感想を利用して、自社になかった視点を探す」
「フロント係・ベットメーク係などから立場を越えて顧客情報、自社情報を収集する」
ホテルでない場合も、、「現場」と「顧客」そして「従業員」というポイントは使えます。
日常の忙しさにかまけていては、見つかるはずのものも見つかりません。
少しで良いので、きちんと時間を割いて御社の新しい価値探しをしてみましょう。
※この記事のカテゴリー
福田徹のマーケティング
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