絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

固定観念

2006年08月16日 23時21分41秒 | 子ども
この春から子どもが塾の勉強する?コースに入りました。
強制したわけではないのですが、友だちが入るからという
安易な気持ちで子どもは自分から「このままではいけないと思う」とか
言い出して。。。ホンマかいな。。。

想像以上の、半端でない学習量。。。
いや、別にやらないならやらないで過ぎていかなくもない。。。
でも、こなさなければ、ただのお客さんになってしまいます。
そして、確実に『勉強』が大嫌いになるでしょうね。

自分はいままで子どもにとってもっとも大切なことは
『遊ぶこと』だと思ってきました。それは今でも全然変わりません。
ただ、このいわゆる中学入試向けの学習というのが、かならずしも
自分が思っていたようなものではなかった、
大いに遊んで関係づくりを学んでいくということを阻害するものではない
(確かに時間が限られてきたが)
むしろ『思考する』ということを、この頭の柔らかい時期に鍛錬するのは
弊害ではないと、いまさらになって気づいたのでした。

もう、自分自身の頭は朦朧としてきていますが
子どもたちの解いている算数は、中学高校の数学のように
公式にはめ込むのでなく、物事を単純化して小学生の頭で
解けるようにできています。
これを解くのはいいのですが、いざ子どもに説明しようとすると
すごくややこしい説明しかできないのです。
数学得意の夫も撃沈…

4ヶ月たって、やっと、私が理解し始めたというのが現実です。

国語の本文はもっと難しいのがありました。
こんなの、高校生でも本文の意味わからないんじゃないかと
思いました。しかし、小学生は自分のわかるところだけを
掬い取ってくるというおそろしい技をもっているので
本文の真意!?を納得しなくても問題には答えられるという
変な現象が起きるようです。

は~、摩訶不思議な世界
自らの固定観念を突き崩す一学期でした。。。




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