絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

今読んでいる本

2009年01月22日 10時52分01秒 | 
拝啓 総理大臣殿 これが日本を元気にする処方箋です
フォーラム21:明日の健やかな日本を考える会
東洋経済新報社

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「フォーラム21」は耳にしたことがあったが
このように活動内容を本にまとめたのははじめてらしい。
テーマごとに問題提起や提案をしている。
まだ読み始めたばかりだが、取り組みについて大変興味深かったけれども
第一章で新入社員のことに触れた部分ですでに実際とは異なる記述があり
ちょっとがっくり・・・
活動しているのは「マジサラ」=まじめに働くサラリーマンの人々ということで
昔風に言えば「企業戦士」?
よって、教育問題等を取材したといってもいまいち臨場感に乏しく・・・
一つ一つのことがらについてその表面のみを取り上げているならば
ワイドショーの「教育問題」と同じになってしまう。
どうしてこんな事象の羅列が問題提起となるんだい???

【画期的な取り組み】はどこからくるか?と考えたとき
たいていは究極の選択をせざるを得ない実情がその裏に存在するのではないか
と思う。
校長先生に門外漢のおじさんがなるのもいいかもしれないが
横並びを破壊したあと残ったのが目的のはっきりしない「競争」だけに
なったらば、実験に使われた子ども達はたまったもんじゃない。
そんな人をよんでくる前に、教員自身が切磋琢磨して現状を変えていく
努力をするべきかと・・・
なんでもっと現場の意見がでてこないのかと思うけれども
結局それ、仕事増えることいやだ、みたいなのじゃ、話にならないよ。。。


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