絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

ユーウツ

2006年10月03日 14時10分20秒 | 子ども
また、子どものいじめによる自殺がありましたね。
教育委員会の人が出てきて、いじめと認定しない根拠として
「いじめという言葉は遺書には書かれていない」からという
答弁にのけぞった人も多いでしょう。
あんなに沢山の言葉が残っていて
それでも違うといいはる理由は何なのか
どういう感受性してるか、耳を疑います。
うちの子どもはいまは元気に学校に行っているけど
いつどんな風なことが原因でいじめのターゲットに
されるかわからない、どの子どもにもいじめられる
可能性はあると思います。

もうすぐ運動会があるのですが、そのリレーの組み分けが
先週だったか先生から発表されました。
うちのバカボンは、その組み分けに思わず文句を言った
そうです。
「え~~っ!あっちの組、速いやつばっかり~」だの
なんだのと、、、
そしたら先生が「そんなことない。A君(バカボンのチーム)は
速いよ!そういうB君(バカボンのこと)は30人中20位だよ。
チームの中では、6人中あんたは5位。
チームが速くなるかどうかはあんたの頑張り次第」と
言われたそうです。
家に帰ってくるなりプンプンして事の顛末を
話す子ども。「みんなの前で順位言わなくてもいいじゃん」と
ものすごく膨れていました。
「そんなこと文句言うからだよ、春にやったスポーツテストの
結果で均等に振り分けてるんでしょ」
と子どもには言って置いたけど、これってなんだろう?

スポーツテストの結果表を見ながら
クラス全員の前で「遅いのはあんた!」と
公表する、それってどうなの?
「50メートル走の結果で均等にしたよ」と
いう指導で事足りるのに、文句?いった奴を
徹底的にへこます指導。。。
自分の子どもからこの事を聞いた女の子のお母さんが、
「あんなこと言わせとったらいかんに!(名古屋弁)
文句言ってかんと!!」と私以上に怒っていました。
「すごく子どもたちびっくりして、自分の順位も
言われるんじゃないかとびくびくしたって。」と
憤慨していました。
「うちの子だったら泣いちゃうよ」って。

9月になってから、この先生の言動がちょっと
おかしいんです。
子どもの話によると、授業中とてもうるさくなってきたらしく
手を焼いてる子どもにうんざりしている様子が
10歳の目を通してもわかるようです。
(バカボンは毎日誰がこうした、先生がこのときこう言っただの
べらべらしゃべる)
すっかり、指導が面倒になってきているんだか。。。
だからといって、子どもの気持ちを傷つけるような言葉を
言って良いはずがないけど。
これを、先生本人に言って、果たしてわかってくれるのか?
「そういうつもりはなかった」で終わるのでは?
かえって、子どもに対して悪感情を持つ?
微妙です。

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2 コメント

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いのちの価値はどこにあるか・・・? (風の又四郎)
2006-10-07 14:52:28
はじめまして。

お邪魔でしたらごめんなさい。

もう10月になりましたね・・・。

秋は、人生の哀愁とか孤独を感じさせる季節ですね・・。



北海道の小学生のいじめによる自殺が起こった小学校

がある某市に住んでいる者ですが、悲しい事件です。

こんな田舎都市の一小学校で起こった事件が連日のよう

に報道されるのは、めずらしいことです。

学校関係者も、教育委員長も、・・・・みな自己保身しか考え

ていない・・・・本当に悲しい事件です。

昔もいじめはあったが、今のように陰湿ではなかったのです。

私も、無口で内向的な子供だったので、いじめを受けた方で

すが、いい思い出ではないが、死を選択しなければならない

ほどではなかったように思う。

かえって、その経験を通して、弱者を理解しようとする心を

養ってくれたようにも思うのです。

一番の問題は、先生の指導力不足です。

楽しいはずの修学旅行で、どのグループにも入ることが出来

ずに男の子のグループに入れられた女の子は、その4日後に

遺書を残して死んでいるのです。

これは、その子にとって拷問にも等しかったでしょう。

命の尊さを教えることができない先生にも問題があるのででは

ないでしょうか。

現代は、「いのち」の尊さを知らない方が多すぎるのです。。。。



ところで、



人はどこから来て

何のために生きて

どこへ向かっているのでしょうか・・・?。

この世界の終末はどうなるのでしょうか・・・?



神の存在、愛とは何か、人生の意味は何か、いのちと死の

問題などについて、ブログで分かりやすく聖書の福音を書き

綴っています。

ひまなときにご訪問下さい。



~~~~~~~~   
返信する
コメントありがとうございます (琴音)
2006-10-08 15:03:26
はじめまして。先生と子どもの間に起きた

やりとりの微妙な話に、書き込み下さってありがとうございます。

たいへんうれしいです。



ブログ上で、文章のみで事の顛末を書いて

どれだけ読んでくれた人に実際の感じが

伝わるのか、正直不安なまま書いていました。自分の子どもにもなにか落ち度はなかったのか、

先生の指導に理屈はあるのか?…などなど。



6年生の女の子の事件、詳しくご存知なんですね。

うちの学校もそうですが、先生たちは

一応間には立っても、話し合った後は

「さあ、これでもう仲良しね、問題解決!」

としてしまい、継続的に見ていくことを

嫌がります。つまり、自分がしんどいのは

いやなんですね、所詮、他人事なんです。



『親身になって』という言葉がありますが

そんな「熱い」人は、この時代教師という

職業を選択してこない気がします。

(悲観的)
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