絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

二胡の体験教室

2013年03月03日 20時19分42秒 | Weblog
二月半ば、うちの近所の公民館のようなところで
二胡の体験教室が行われるチラシが入っていた。
日本人の先生だった。どこか他の県から来てもらうようだった。
近いというのは魅力だが。

一年前、二胡を始めるかどうか、実は迷っていた。
あれだけ、凝っていた一絃琴をだまらせたまま、この先何が習えるのか?
とか、鬱々としていた。
楽器もないし、楽器を買っても続けられるかどうかわからない・・・
私の場合、体験に行くときにはほぼそこへ通うつもりで行っているのだが
二胡に関して何も知らないので、とりあえず通えそうなところへいってみるかと
いうことで、近くの教室に行ってみることにした。

一つ目は、ヤマハ関連の音楽教室だった。
日本人の機嫌のよい女性の先生だった。
二人の方のレッスンを見せていただいた。
初めの方は黒っぽい二胡だった。
黒檀だったのかな?よくわからない。今ではどんな音色だったかも思い出せない。
でも、ちゃんと音が合っていて、上手だったような・・・
長くやっておられるように感じた。
そして、次に来られた方の出してきた二胡に私の目は釘付けになった。。。
それは、素晴らしく輝いていた!
マホガニーのような美しい飴色?のような。。。
紫檀だったのか?・・・木の材質は覚えてないけど、
その人に向かって思わず「素晴らしい楽器ですね!宝石みたい・・・」
って口走っていた。。。
聞けば、50万円位で購入したが、それもZ先生(先生の師範)の口利きだったから
今の中国ではそんな値段じゃ買えないのだ、とかおっしゃっていた。
ふ~ん、と思ってチューニング(開放弦)を見てたら、その音色の素晴らしこと!!!
やっぱ、値段だけあるのかも???
やっぱいい楽器じゃないとだめなのか?(お金ないぞ~)
しかし、しかしなのだ。。。
チューニングが終わって、いざ曲に入ったら今までの音色はどこへやら・・・
聴けばまだ初級程度という。初級で50万円!?
やっぱ楽器じゃなくて腕前が音色を決めるんじゃん。あーあ。先行投資もいいとこやん。
先生に弾き方を教わりやってみて、開放弦と「さくら」か何か1曲弾く。
特に気にせず先生の言う通りにやったら、簡単に弾けてしまった。
先生が驚いたが、教え方が上手だったのだ。

結局そこはZB老師(先生)のお弟子さんの教室で、いろいろイベントに参加
しなくてはいけないようだったので、入会しなかった。
あ、一番の原因は、レッスンが夕方だったから駄目だったのだ。


次にもっと自宅に近い、河合関連の教室に行った。
レッスン代は談合か?くらい同じような金額だった。
そのとき思った、グループレッスンて何の意味があるのかなって。
合奏のためなら集合してするのが不可欠だけど、
日常のレッスンでは、実際に自分の音を聞いてもらう時間がないんじゃないのかな???って。
よくわからんまま、また二胡を弾かせてもらう・・・
そこも女性の先生で、弓の角度や左手などを丁寧に教えて下さった。
楽器の購入は、それぞれが調達してきているということだった。
それも困るなー、だって二胡を扱う楽器屋が近くにないではないか。
買おうと思うと、大阪のなんたらいう店か、東京に行かなくちゃ現物を見られない。
通販はもっと信用できない。わからない。
チャンミンの通販二胡はいいっていうけど、値段は値段さ~、きっと。
うーーん、どうしようかなー。。。。
結局決められず、そのまま夕飯の買い物をして帰ったのだった。

今の教室にたどり着くまでさらに何か月かが過ぎたのだった。

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