絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

品格ある国家

2006年06月10日 21時40分13秒 | Weblog
藤原正彦氏は、ずっとまえ関西局の番組に出演していたが
そのとき何を言ったか記憶に残っていない。
売れている「国家の品格」読み終わりました。
特別新しいことはなかった。
少なくない数の知識人?が、この種のことを一生懸命言っていると思うが
全然改善の方向に行かないのは、結局みな同意はしても
本心望んではいないということなのかもしれない。
つまり「品位」より「お金」「精神」よりも「経済」ということか。
『自由と平等は欧米人が作り上げたフィクション』とはいい得て妙。

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2 コメント

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「国家の品格」 (若旦那)
2006-06-11 00:14:11
私も「国家の品格」を読みました。

著者のおっしゃる通りなのです。

しかし自分のblogによく似たことを書いても

大方の日本人には理解できていないのです。

そういった現状に嫌になり止めたのが本音です。

どうかアメリカの戦略に乗せられて亡国の道を進んでください。

やっとアメリカの本音に気づいた時は終わりですね。

それまでにおさらばできれば本望です(笑)
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天下国家を論じられる人 (琴音)
2006-06-11 11:00:26
そうですね~、なかなかアメリカを警戒せよといっても

聞いてくれないでしょうね。

そうかもしれないと思うことは空恐ろしく

そうではないと思う方が楽なんですよ。



いまの政治家で、天下国家を口にできる人は少ないと思います。「AorB」という選択にまんまと乗せられて

「これから政治を勉強しま~す」なんていう輩を多数

国会議員にしたのは、他ならぬ国民です。

民主主義の大前提は「民衆が成熟した判断をできる」

ということでしょうが、21世紀になってもいまだ

地球上から戦争がなくならないこの現実がそれを否定していると思います。



悲観的ではありますが、

著者がいう「真のエリートの育成」は

これからもなされないだろうと思います。

そうこうしているうちに、野放しになった「市場原理」

により、日本もアメリカなみに全くの格差社会になるでしょう。
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